鉄パイプでもういいよな...
ーともあれ街に着いたわけだが。
「え?ちょっと待って?端折るの?」
「この世界でメタ発言は控えてください」
「あなたはなにを知っているの...?」
「とりあえずどうやってステータスを見るか聞きに行こう‼︎」
「それは賛成」
「わたしも同感です」
移動中...
「うん?この世界にも鉄パイプはあるのか」
「いいえ、よく見てください。」
〈鉄パイプ...ですよね?〉
「それはもう鉄パイプでよくないか?」
「それは世界観ぶち壊しです」
「本当に夜ちゃんはなにを知っているんだろう...」
「着いた‼︎ギルド...ですよね?」
「それはもうギルドでいいんじゃないのか?」
「それはギルドでいいと思います」
「鉄パイプとの差はなんなんだ...」
「ごめん下さ〜い‼︎」
「やべぇ。ムサイおっさんたちが睨んでくるよ。」
「え?元ヤンなのに怖いんですか?」
「いや、恐いんだよ。自分の血が騒ぐのを『抑エラレルカドウカ』
「ちょ。殺気めっちゃ出てます‼︎温度めっちゃ冷えてます‼︎エアコン要らずです‼︎
あれ?意外と役に立ってる?」
「「「「ひぃ!」」」」
「逃げろ‼︎「俺が先だ‼︎「帰らせろ「どけお前ら‼︎「助けてくれ‼︎「くそ死にたくねぇ」
「みんな逃げていきやがった。根性無しだな。ガッカリだぜ」
「漏らすかと思いました」
「冷や汗かきまくりじゃねぇか」
「ちょ‼︎受付さん‼︎受付さーん⁈」
「泡吹いてるじゃないですか⁈」
「誰にやられたんだ⁈ボコってきてやる」
「「お前だよ‼︎‼︎‼︎‼︎」」
「うんぁ?わたし?」