異世界転移した結果と結末
「あんたたちちょっとそこに正座しろ」
「「ウッス」」
「で?なぜやった?」
「やりたかったからだ。フハハ‼︎私は無敵なり‼︎」
「まだ死んでないからね?ではその涙目厨二病。理由を言え」
「え...えっとね。撫子ちゃんと友達になりたかったんだよ?ちょっと協力しただけなんだよ?けど、けど。ぅつ、うっ」
「じゃあ原因、撫子あんたじゃない」
「いやうちの家ガチで魔女の家です。あれ普通に禁術ですし」
「原因あんたかよ...止めろよ...厨二病じゃないなら」
「まーなんだ。過ぎたことだし。」
「全然過ぎてねぇ。」
「ははっ反省している。だからぐりぐりしないでくれ。いや、ください。いやまって痛い‼︎ギブ‼︎ギブだからーー‼︎」
「ふぅ。であんたらどうするつもり?」
「雷魔法を唱えます‼︎」
「友達を増やしたい...かな」
そのとき、二人の脳内にイメージが思い浮かんだ。
カンカンカン‼︎
判決を言い渡す。
前者、反省の色なし‼︎
よって...ギルティ‼︎ 断罪じゃ。
「あのですね。『ギルティ』頭は地面にめり込まないのよ?ざくろちゃん?元『ギルティ』ヤンだからってね?『ギルティ』人体的に無理なんだよ?『ギルティ』ダメだわこれ。死んだわ」
アァァァァァァーーー‼︎‼︎‼︎‼︎
「ふぅ。そういえばあなたの名前を聞いてなかったわ。教えてくれる?」
「はぃ...わた...わたしの名前は夜傍です」
「ほらー。夜ちゃん怖がってんじゃん。
元ヤンの凄味って怖いんだよ?」
『埋まっとれ』
アァァァァァァーーー‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎
「大丈夫。あなたは断罪しないから」
「ほんとに?」
「本当さ」
「ほんとのほんと?」
「本当の本当だ」
「ほんとのほんとのほんと?」
「本当の本当の本当だ」
「ちょっとー。話進まないよー」
『半分埋まれ。勿論、上半身だぞ』
「ちょ。それは死んじゃう。
まって、CYOIMATE」
アァァァァァァーーー‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎
「流石に死んじゃうんじゃないかな」
「大丈夫だ。あいつはこんくらいじゃ死なない奴だからな」
「だいじょうV」
「ほらな?」
「大丈夫...なんだね...」
「まぁ、置いといて。
『ステータスオープン』なんじゃい」
..................
セカイハチンモク二ツツマレタ‼︎
ソシテ、ナニモオコラナイ‼︎
「あっれ?おかしいな?
『ステータスオープン』」
..................
フタタビチンモク二ツツマレタ‼︎
ヤッパリ、ナニモオコラナイ‼︎
「マジか。そういうパターンね」
「ほかになにがあるのよ」
「ほら。すらっと出てきて。俺TUEEEEE系かなと思ってたんだけど」
「え?じゃあ原因はなに?」
「恐らく、なにか持っていないと出来ないのではないでしょうか?」
「突然どうした。夜ちゃん」
「いえ、こう言うものは得意でして、なぜか話すことがわかるのです」
「そうか。どうしようか」
「とりあえず街に行きましょう」
「じゃああれやるかー‼︎」
「え?あれやるの?」
「いいじゃん。もしかして恥ずかしいの?もしかして恥じらっちゃってるの?」
「大丈夫だ。問題ない」
「なんでそこだけイケボ?」
「「「ではでは出発進行のこうっていうよりも年の功‼︎‼︎‼︎」」」
「やっぱり恥ずいよね‼︎」
「そうですよね」
「どーかしたかー?」