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ファンタジー クエスト  作者: ハロ
7章 問題
94/195

92話 闘技場に出場しよう3。

闘技場の大会は順調に進み、次は準決勝だ。

モンスターは、キングキラースネーク!全長20メートルある。どうやって捕まえたのか?と言いたくなる相手だ。適正レベルは30と高く、締付けられたら間違い無く死ぬだろう。


「腕が鳴るな!アレックス!」

「アレックスさん、怖いですぅ。」

ユリさんがしがみ付いてくる。胸が当たってますよ!胸が!とりあえず戦闘に集中して欲しい。僕もこのままでは、集中出来ない。股間が気になって、動けないよ。テント張ったままじゃあな。


「戦闘開始!」

「アイ!モンスターを引き付けて!ユリさんは遠距離攻撃を!」

アイがキングキラークネークの正面に立つ。

「シャアアアアアア!!!!!」

キングキラークネークは、舌を震わせる。そして、尻尾アタックがアイを襲う!

ガキーン!!

アイは盾で防ぐが、凄まじい威力の為、後方へ後退させられる。間髪、追撃が来た!回転した反動を利用し、牙で突っつき!

それをバックジャンプで避ける!着地を狙われるが、横にステップし、見事にかわした。


ユリさんが、矢で射抜く!が、皮が厚いのか刺さるに留まった。サボテンの針でも貫通出来ないのかよ。僕は、ユリさんの前に立つ。盾を構え、衝撃に備える。


「雷撃!」

ズガーン!!

アイの雷撃がキングキラークネークに直撃する!が、あまり効果は無いようだ。滑りのある皮が、電気を表面から散らす。ダメージは期待出来ないが、ヘイトは稼げたようだ。


キングキラークネークは、方向転換しアイへ向かう。噛み砕きを剣を受け、怯ませた。その隙間に、僕はお腹辺りを切り刻む。


「ギャアアア!!シャアアアアアア!!!」

唸り声を上げ、状態を反らす。何か来る!

毒が飛ばされ、アイは毒まみれとなった。猛毒なのか、アイは苦しそうだ。


「ユリさん!目を狙えませんか?」

「引き付けてくれてら、いけるかもです。」

「じゃあ、頼みましたよ!」

僕は雷撃を発動させる!

「痺れろ!雷撃!!」

ズガーン!!


先程のお腹への攻撃で、皮に切れ目が出来、通電する!

「今だ!」

ユリさんが、矢を射抜く!2連撃の矢が、キングキラークネークの両目を貫く!ユリさんに狩人に転職して貰っておいて良かった!


「はああああああ!!!」

アイが高々とジャンプし、キングキラークネークの頭部を撃ち砕いた!ドッスーンという音と共に、衝撃が走る。


「やりました!」

「あっはっは!」

「良くやった!二人共!」

これで、残るは決勝だ。勝ち進んだパーティーは2組となっている。どちらが早く倒せるか?で、勝敗が決定するのだ。次のモンスターは、勿論ドラゴンだ。


「次はドラゴンだな!」

「アイ、毒大丈夫か?」

「そういえば忘れていたな!」

毒状態忘れるのかよ。まぁ、いい。鞄から毒消しポーションを取り出し、アイに渡す。グビッと飲み干した。

「ぐぇ!不味い!もういっぱい!」

「不味いのに、まだ欲しいのかよ!」

「冗談だ!アレックス!」

お前の冗談は分からん。本気か冗談の区別が出来ないからな。


「アイ、決勝まで寝ておけよ。HP回復しておかないと、死ぬからな。」

「そうか!分かった!ぐがー!ぐー!」

「て、早!もう、寝てる。何も羽織って無いと、風邪引くぞ?」

僕は、アイに上着をかけた。まぁ、無いよりかはマシだろう。少しでもHPを回復しないと、キツイからな。これで我慢してもらうか。


炎対策だが、水の羽衣か炎の盾が欲しい所だ。が、そんなモノ売って無い。例え売っていたとしても、超高額だ。2千万円はくだらないだろう。現実的なのが、炎対策が付く飲み物や食べ物かな。


炎ダメージを50%カットするアイスクール。1本1万円。

炎のレジスト率50%アップのコールドプラム。1個5千円。


100ダメージ食った場合、50%カットだと、50ダメージに軽減される。

100ダメージ食う判定の時に、50%レジストすると、100ダメージ食らう場合と、50ダメージ食らう場合に別れる。


カットは軽減、レジストは判定に左右される。堅実派はカット。ギャンブル派はレジストを選ぶ。


が、今回はヤバい相手なので、両方を選択するのだ。

アイスクールと、コールドプラムを食べ飲む。そうすれぱ50%カットしつつ、50%レジスト出来る。

100ダメージ食らう場合、50ダメージに軽減され、50%の確率で、更に25ダメージに減るという寸法だ。


アイをユリさんに見ていてもらい、僕は買い物を済ませる。とりあえず、2セット分は欲しいからね。保険は必要だ。例え使わなかったとしても。




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