88話 サハラ王国の問題を解決しよう1。
とりあえず、現状分析から始める事にする。
「人が集まってる原因は何だった?」
「兵士に聞いたら、武道大会が明日からあるからだってさ。今回は強者揃いみたい。」
「アレックス!我達も出るぞ!」「キュピ!!」
もう目的を忘れたのか?こいつら!
「あの話が進まないから、そういうのは後な。」
ぶー、ぶー、と五月蝿いが、放っておこう。
「次に、王様の病が進行している。半年前くらいから、悪化しているそうだ。」
「呪いや、毒物といった類いでしょうか?」
「それは分からない。時間もあまり無いし、急を要するな。」
「呪いや、毒なら教会で一発で治るのにな!」
「王様だけを、教会に連れて行くのは、無理があると思います。」
「だよねー。」
「最後に、王妃だけど、あれは魔物だな。」
「うは!マジかよ!あんな美人で!?」
「ここに美人が二人も居ますよ?」
ユリさんとアイの目が笑って無い。ピンキーは熟女好きと。
「人に化けられる魔物なんて、聞いた事無いぞ!」
「まぁ、そうなんだよな。でも、特技使ったから、間違い無い。王妃は魔物だ。」
「まぁ、アレックスさんとても便利な特技あるんですね?」
「そう言えば、サボタン特定していたし、我も覚えたいぞ!」
覚える目的間違ってるぞ。便利なのは便利だが。
「証拠が無いんだ。だから、魔物と立証出来ない。」
「とりあえず、どうするか?だな。」
「二組に別れてはどうですか?王様の病を治すのと、王妃の正体の秘密を探るのに。」
「そうか!我はアレックスと行くぞ!」
「うふふ!じゃあ私は、アレックスさんと行きますね!」
「おい!ちょっと待て!3対1は不味くないか?」
「ふむ!ならサボタン!ピンキーのサポートをしてやれ!」
「キュピ!!」
命令されたのが嬉しいのか、サボタンはくるくると回る。ピタッと止まり光合成を発動した。それ今意味あるのか?針10本が飛んでくるので、ツッコミは止めておこう。
「じゃあ、僕達が王妃の秘密を探る。ピンキー達は、王様の治療方法を見つけてくれ!」
「何か腑に落ちないが、いいか。」「キュピ!!」
ピンキー1人だと不安だが、サボタンをサポートにした。何故かそれだけで、安心感が倍速するのは、気のせいだろうか?




