エルフの里に行ってみよう。8話
今日は、森に来ている。森は危ないと言うが、本当はどうなんだろう?って安易な考えで狩場を選定した。もしかしたら、美味しい狩場を、荒らされたく無いからかも?と、呑気な事を考えていると、ドゴゴゴゴゴゴ!っていう地響きが!目を凝らすと、あれは猪だ!ブヒー!おー、あんな鳴き声するのね。僕は、鋼の剣を抜刀する。
「必殺!横一文字切り!」
特技ではありません。只の横切りです。必ず殺すで必殺だから、間違いでは無いだろう。
猪は見事に横に真っ二つになっていた。ハッ!僕は、大きな過ちを犯していた。
「肉袋持って来てねぇ!」
しかも、皮剥ぎ用のナイフすら無い。途方に暮れていると、あちらこちらから人影が!
スラッとした体型、服の上からでも解る貧乳、耳が大きく尖ったこの特徴は・・・・どうやらエルフに遭遇したようだ。ここはエルフの森なのか。
呆気に取られていると、向こうから近づいて来た。
「ありがとう!モンスターを退治してくれて!」
はい?よく解りません。
どうやら、猪が住み着いて困っていたようだ。
この辺りは、子供たちの遊び場だったらしく、外に出られなかったようだ。しかし、ずっと外で遊べないの辛く、今日はコッソリ遊びに来ていたらしい。遊んでいたら、モンスターに見つかり逃げ、今まで隠れて過ごしたとの事。
「おじさん強いな!」
おい、まだ18だぞ!失礼だな!キミは!
「オーラは感じないけど、モンスターを一撃で仕留めるのは、凄いね!」
う、能力の低さはバレている気がするが、ここは胸を張る。
「そのモンスターどうするの?」
指を加えて、物欲しそうに眺めている。
男の子2人、女の子1人の計3人組だ。トリオだな、こいつは。発言から見て、バランス型か。将来楽しみだ。
「おじさんは、アレックス!宜しくな!」
「「「ダサい名前だね、宜しく!」」」
ハモるんじゃあないよ。子供はマジ半端ねぇ!言いたい事をズバッと言うし、少しは労れよ。
「猪狩ったはいいけど、道具を持ってないんだよ。貸してくれないか?」
三人共、お互いの顔を眺め、コソコソ相談し始める。
「いいけど、村の場所は内緒だよ?」
「分かった。誰にも言わない。約束する。」
「じゃあこれ付けるから、屈んでね。」
言われた通りすると、目隠しをされる。
手を握られ、連れられる。
「おい!?猪の肉はどーすんだ?」
「大丈夫!僕達二人に任せて!」
ん?どうやら男の子が肉担当で、案内は女の子か。
エルフには興味あるけど、どう見ても7歳にも満たない気がする。流石に無いなぁ。胸も揉めるくらいは無いとねぇ。
突然全身に衝撃が走る!ドッカーン!
「あ!おじさんエロい事考えてただろ?」
「イエイエソンナコトアリマセン。」
エルフの結界マジヤバいわぁ!エロセンサー実装だなんて、こりゃあ、森は危ないね。




