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ファンタジー クエスト  作者: ハロ
7章 問題
88/195

86話 サハラ王国の王様に会おう1。

「もう驚きだよ!死なないし、勇者になるし、女にモテるし、もうリア充爆発しろ!」

ピンキー、僕に八つ当たりは止めてくれ。


「アレックスさん、狩場どうします?」

「狩場はこのままだよ。」

「え?レベル上がらないでしょ?」

「あー、みんなのレベル25までは、ここで狩る。僕は勇者のレベルを上げるよ。勿論、違う所に行けば遊び人に戻すけどね。」

「そっかー。僕は、パラディンとバトルマスターがレベル25になったから、賢者かなぁ。」

「我は、レベル23だ!」

「私、狩人レベル25になりました。次は何にしましょう?」

「「アサシンで!!」」

ハモった。皆思う事は同じなのね。


「アイのレベルが25のタイミングで、水の都ランドウォールに行こうか。」

「うお!いいね!」

「これで、トイレに悩まなくて済むわ!」

「我もそれは助かる!」

「キュピ!キュピ!」

「その前にサハラ王国に行って、山賊の報酬を受取りに行かないとな!」


少しだけ、サボテンクン狩りを行い、レベルを上げた。レベル1でうろうろするのは、とても勇気がいるからな。


城に到着すると、昼過ぎとなっていた。割と遠い。

城下町は、とても賑わっていた。人!人!人!もう溢れかえっている。どこにこんなにも人がいたんだ?


「アレックス!我はお腹が空いたぞ!」

「ん?僕もお腹ペコペコだ!」

「何か食べに行きます?」

「キュピキュピ!」

サボタン、君は水以外不要だろ?


「よし!じゃあ、あそこの店なんか、っておい!飲み屋入るな!昼間から飲むのは禁止!禁止だからな!」

アイは油断も隙もありゃしない!サボタン、お前も飲む気じゃないよね?


そうすると、いい匂いが漂う。

「ん?これは、カレーだな!」

「そうだな、昼飯はカレーにするか!」

皆賛成だった。カレーは大陸食だからな!嫌いな奴はいないだろう。砂漠は昼間暑いので、辛い食べ物を好む。汗をかいて発汗作用で涼むのだ。


「それにしても、この城下町は凄いね。何でこんなに人がいるの?」

「祭りでもあるんじゃないか?夜花火とか?」

「素敵!ねぇ、花火見に行きましょうよ?」

手を組み、目をキラキラさせている。上目遣いでお願いされると、僕も弱い。

「我も行くぞ!屋台狩りだ!」

「ちょっと落ち着け!まだ祭りかも分からん。聞き込みが必要だな。」

「むう!サボタンも花火見たいよな?」「キュピ!」

お前ら、いいコンビだよ。お笑いのな。


「とりあえずお城に行くぞ。そこで、何か分かるハズ。」

「仕方が無い。行くとするか!」「キュピ!キュピ!」

「サボタンが口の回り、カレーまみれだと指摘してるぞ。」

「むあ!くう!」

袖でゴシゴシ拭く。何度も言うが、タオルで拭け!女の子台無しだぞ。


サハラ王国の城は、かなり大きい。

外堀が、水が張ってあり、1箇所だけ橋が掛かっている。モンスターの侵入を阻止していたらしい。が、今は水路として活用されている。冒険者がモンスターを狩るので、ここまで侵入してくる事は無いからだ。


橋を渡る時、アイが下を覗く。

「あれは、ザリガニではないか!食いたいぞ!」

「あんなモン食ったら、腹痛で1週間は何も食えんぞ?」

「そ、それは困る!サボタン!気を付けるんだぞ!」

「何故サボタンに言うんだよ!」

「「あはははは!!」」

ワイワイガヤガヤこういうのも悪くない。


すれ違う人達は、何故か活力が失われている様な気がする。まぁ、気のせいだろう。


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