83話 揉め事を解決しよう2。
「でよぉ!あいつの死にかけた表情が、もうな!傑作だった訳よ!」
「でも、大丈夫か?かなり被害が出てたぞ?」
「それは問題無い。ギルドにもちゃんと説明したしな。そんで、俺が罵ってやったら、もうこれが笑えて、」
「その話、よく聞かせては、くれないか?」
レジェンドメンバーが飲み屋で、飲んでいたのを見つける。多分アレックスの事を話していたのだろう。
「ん?これは、これは勇者様!俺達に何か御用ですか?それとも、仲間に入りたいんですか?」
今すぐ殺してやりたい!が、勇者のする事では無い。
「お前達の仲間にはならん。ゲスの極み勇者になってしまうからな?まぁ、気にするな。」
「誰にモノ言ってるんだ!?勇者だからと言って、舐めた態度取ると、痛い目見るぜ?」
「ふん!アレックスの様に、か?」
タカシはゲスな顔をした。口元を釣り上げ、にやつく。
「アレックスとか言ったのか!まぁ、死んじまったのは、運が無かったなぁ!ふはははは!」
「ん?アレックスは生きているぞ?」
「はは!?ば、馬鹿な!?全身血塗れで、呼吸も満足に出来ていなかったのにか!?」
「ほぅ、それは詳しい聞きたいな。」
ハラワタが煮えくり返る。怒りを抑えられなくなり、剣に手を置く。相手のレベルは50を越える。だが、知った事では無い。例え勝てなくても、そんな事は些細な事だ。
「アレックスから聞いたぞ?高度なMPKをしたそうじゃないか。犠牲は12人か、ん?高度でも何でも無いな!今頃ギルドで報告しているハズだ。」
「あの野郎!俺の言った事を告げ口する気か!?おい!トオル!サラ!ツヨシ!お前ら今直ぐ行って、ぶっ殺してこい!!」
「ふふ!アレックスは、そんな下らない事等しない!私には、仕方無いと嘘を付いたんだ。それが今解った。」
「お前!何がしたいんだ!?」
剣を抜き、タカシに向けた!
「殺し会おう!」
「し、正気か!?勇者がそんな事をしていいと思うのかよ!?」
「ふん!勇者等捨てれば良い。あの世に行く最後の言葉選びは、それでいいか?」
両手で剣を握り、構えた!
「糞が!おい!全員でかかるぞ!!」
「ちょっと待ったぁああああああああ!!!!」
聞き覚えのある声が響く。何故だろう。私は安堵した。




