表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ファンタジー クエスト  作者: ハロ
6章 危機
81/195

79話 緊急クエストをこなそう1。

僕達は、オアシスの東側の位置に待機していた。

以前HNMから逃れた場所、見晴らしはとても良い。アライアンスメンバーが、特攻を仕掛けてくれるまで、待つのだ。雑魚処理場には、10パーティーが割り振られていた。メンバーの人数は、2~6人構成でレベルも低い。


「ども、勇者御一行のパーティーです。」

「うひ!?マジかよ、こんな所に混じっていいの?」

「平均レベル20っす。本体は無理ですよ。」

「うお!何だそのサボテンクンは!ピンクじゃんか!流石、勇者パーティーだな!見た事も聞いた事も無いよ。」

僕も出所を是非聞きたい。

たわいもないやり取りをして、お互いの邪魔をしないように話合う。


レジェンドメンバー達が、デススコーピオンにアタックを開始する!僕達も、一斉に雑魚へ向かった。


雑魚処理が最優先、なので、ヒャッホイスタイルで行く!大サソリの数は多く、100匹は下らないだろう。ならば目指すは100チェーン!


「アイ!100チェーン目指すぞ!」

「何だと!?分かったぞ!アレックス!」

「ピンキー!どんどん行くぞ!」

「任せとけ!」

ピンキーが、獲物を見極める。殴って、初弾のヘイトを取った。保険の為に、転職しバトルマスターになってもらっている。レベル20だが、経験値は貰える。賢者のままだと、防御面で不安があるからな。


ズガーン!ユリさんの矢が飛ぶ!普通は山なりの軌道なのだが、地平線に這うように一直線に飛ぶ!大サソリに風穴が空いた!サボテンの針の矢は、とても強力だ!ユリさんは、弓を時々抱きしめ、「うふふ。」と呟く。怖い!そっとしておこう。


ガキン!ガキン!大サソリの尻尾を剣で捌く。先には毒が吹き出している。刺されば、毒状態になるだろう。尻尾突きを捌けるのは、アイくらいだ。「あっはっは!」いつもの笑い声が響く。


盾で尻尾突きを防ぐ!かなりの衝撃だ。が、安定感ある。ピンキーも随分強くなったな。モンスターの釣りも、今では僕より上手い。


「キュピ!キュピ!」

針10本が炸裂!大サソリの関節に的確に、命中させている。ダークホースのサボタン。意外と活躍するんだな。


で、僕もそろそろ本気を出さねば!

特技 石を投げる発動!ドビューン!ドガ!大サソリの尻尾に命中し、根元からへし折る!レベル依存なのが解ってから、これがとても有効なのだ。近付いて、暴れるを食らったら堪らない。遠くから、遠距離攻撃が遊び人のスタイルとなりつつある。


『アレックスはレベルが上がった!レベル20になった!特性 経験値大幅軽減 を覚えた!特技 寝る を覚えた!』


何だよ、寝るって。まぁ、いい。この戦いが終わったら、調べよう。特性は、経験値大幅軽減?何だこりゃ?遊び人の必要経験値は、戦士基準で10倍なのだ。


気になるので、調べよう。

特技 調べる発動!

「経験値大幅軽減の効果は?」

『必要経験値1/100。以上。』

「ぶっ!」思わず吹いた!何だよ!この壊れ性能!レベル21に必要な経験値が5,100。遊び人は10倍だから51,000。で、経験値大幅軽減1/100で、510になるのかよ!


大サソリ3匹でレベルアップするな。複雑な気分になる。が、考えても仕方無い!今は雑魚を全滅する事に専念する。


「しゃあ!42チェーン!まだまだ行くよ!」

うーん、もうレベル25になってしまった。サソリの適切レベルが20、カンストだな。ここでは、これ以上上がらない。

経験値が勿体無いなぁ。


胸騒ぎがする。何だろう?この感じ?僕は辺りを見回した。

「おい!?嘘だろ!?何でここにデススコーピオンが!?」

レジェンドメンバーのリーダータカシの顔がちらつく。何だか嫌な雰囲気だ。タカシは不敵な笑みを浮かべている。


ドガン!ドドドドドドド!!!!!

辺りを一面に地震と、衝撃波が広がった。

デススコーピオンが自分を軸に回りながら、足踏みしたから堪ったモンじゃない!特技 大暴れで、僕は吹き飛んぶ!遊び人は、防御力は紙レベルに等しい。全身血まみれで、地面に転がる。吐血し、血が止まらない。不味いな。

「カスが!身分相応の対応取れや!この遊び人風情がよぉ!お前にはお似合いの死にザマだ!ふはははは!怨むなら、勇者を怨め!!」

タカシがそう捨て台詞を吐く。


ああ、僕は死んだな。意識が朦朧とする中、僕は考えていた。童貞卒業したかったなと。





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ