78話 緊急クエストを受けよう3
「これはよくお集まり頂けました!皆さん!冒険者ギルド一同礼を言います。」
この砂漠の町のギルド長を勤めるライアン。昔は、かなり強かったらしい。老体なのに、筋肉ムキムキなのは、未だに力は健在のようだ。
「では、こちらに別れて下さい。アライアンスメンバーとそれ以外で。」
僕達は、それ以外の方へ向かう。途中、レジェンドパーティーのリーダーのタカシが僕の方を向いて、フンと鼻を鳴らす。先輩なのに、大人げないぞ。
戦術、戦利品の分配、退散方法、その他の説明があった。
アライアンスメンバーで、デススコーピオンに対峙する。3P盾、3Pアタッカー、3P回復、支援のオーソドックスなタイプだ。
盾をする人は3名、そいつを支援バフ、状態回復等するのが、残りのメンバーとなる。追い付かない事態に備えて、回復、支援Pが補佐し、危機を回避していく。
自分達のパーティーでやりくりし、危ない場合は、その他のパーティーから支援してもらう。分かり易く言うとこんな感じだ。
戦利品は、やはり分配から除外された。冒険者ギルドから、報酬が出る手配となる。貰えるだけマシだな。
盾が崩れ、どうしようも無い場合の為に、消臭剤を大量に配布された。これで生き延びろって事か。
最悪死ぬケースもあるので、遺品を遺族に渡したい場合は、冒険者ギルドに申し出る事。つまり遺書を書いとけ、か。
「では!出陣するぞ!」「「おおー!!!」」
「アレックス、ちょっと待って!トイレ!」
おい!そんな事済ませておけよ!ピンキーは、本当に、ははは。緊張していたのは、僕の方だな。解してもらった礼を心の中で言った。




