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ファンタジー クエスト  作者: ハロ
6章 危機
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75話 続砂漠で何かを拾ってこよう。

うーん、困った。こいつどうしよう?

見た感じこんなだ。

┏┫∵┣┛

ピンク色で、頭に小さなつぼみがある。花でも咲くのか?今分かるのは、パーティーメンバーである。アイになついている。攻撃はしてこない、だ。


「これどうするんだ?」

「どうするってもなぁ。モンスターだし、倒すのがセオリーじゃないか?」

「キュピー!!(怒)」

何か怒っているようだ。

「我はイジメは良くないと思うぞ!ピンキー!」

「キュピー!(喜)」

「え!?いや、うーん。ねぇ?僕間違ってる?アレックス。」

「僕に振られてもな。」

「キュピ?」

「あ、非常食ってのは、どうですか?」

「キュピー!!(哀)」

「泣かすな!ユリ!可哀想うではないか!」

「お前、サボテンクンの言葉解るのか?」

「ん?ああ!解るぞ!任せろ!」


という事で、アイに通訳してもらう事にした。

「キュピキュピ!キュピ!キュピ!」

焦った様子で、いきなりボクサースタイルでシュシュとジャブ、しゃがみ泣き真似をする。

「お前!色違うだろ!あっち行け!とイジメられ、泣いていた。」

「キュピ!キュピ!キュピキュピキュピ!キュピ!」

驚いた感じで、笑い顔になり、ガッツポーズする。

「そこに現れたのは、勇者アイ!イジメっ子をバッサバッサと倒していく。助かったサボタンは、勝どきを上げる!」

「ちょっと待て!サボタンて何だ?」

「いい所を邪魔するでない!アレックス!」

「そうだぞ!話は最後まで、聞くって、お母さんに教わらなかったのか?」

クソウが!殴りてぇ!つーか、捨て子だから、お母さんいねぇし!あー、ちょっと悲しくなってきた。


「キュピ!キュピキュピ!キュピーー!!」

アイを指差し、頬を赤らめる。そして、キリッと表情を変えた。

「これはもう、勇者の仲間にして貰わなくてはいけない!僕はアイに恋したのだ!」

「キュピ!キュピ!!」

膝を付き、右手を膝に添えて頭を下げた。

「僕をアイのパーティーに入れて下さい!だそうだ。」

サボタンは照れ隠しで、頭を掻いた。


「うううう!!くぅ!!仲間に入れてやるぞ!ううう!」

「ぐす!いい話ね!非常食と言ってご免なさい。ぐす。」

「我は勇者アイ!サボタンをパーティーに加えよう!」

てんてんてんてん、ててててん!

サボタンは仲間になった!


「おい!ちょっと待てやぁ!」

「何だ!不満なのか?お前も心の狭いヤツだ。」

「おい!アレックス!お前は鬼だな!イジメられた事無いんだろ!サボタン!お前の気持ち!解る!解るぞぉ!」

「アレックスさん、こんな可哀想な子に、まだ仕打ちするんですか?」

こいつら言いたい事ばかり言いやがって!

「キュピ!(楽)」


テイマーや、獣使いでも無いのに、手懐ける事は出来るのだろうか?

特技 調べる発動!

「サボテンクンが仲間になる事はあるのか?」

『見て、聞いて、感じないとは、アホですか?以上。』

こいつに言われると、腹立つよなぁ!!


「はぁ、サボタン、宜しくな。」

僕は手を伸ばす。

「キュピ!」

ズバズバ!針10本発動し、僕に命中した!

サボタンはニッコリ微笑んだ。


こいつわざとやっただろ!許さねぇ!!糞が!




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