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ファンタジー クエスト  作者: ハロ
6章 危機
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74話 砂漠で何か拾ってこよう。

次の日、僕はトイレにいる。

買っておいて正解だった。小さい水桶とタオルを持参し、大をする。軽く水洗いし、タオルで拭き取った。後で、残りの水で、タオルを濯ごう。大の処理だが、スコップのようなモノが有り、前には開ける所がある。光が射し込んでくる事から、外だろう。少し開けて、大を掬い取りそこから投げた。多分、宿屋の従業員が処理してくれるみたいだ。。


トカゲは、乱獲してしまったので、とりあえず次の獲物を選定する。

「この辺りだと、アリかなぁ?」

「軍隊アリアントか?あれはヤダよ。強いし、リンクしまくるだろ。」

「我は、サソリでも構わんぞ!」

「「それは却下!」」

全員がハモる!アイはぶー、ぶー文句を言うが、もうあの大リンクは御免蒙る。


「残るはミミズですね?」

「うーん、そうなるかな。」

「でも、探すの大変じゃないか?」

「だよねぇ。」

「では、あれを狩りに行くか?」

「まさか!」

僕はニヤリと笑った。


砂漠といえばやはりアレだろう。サボテンクンだ。

奴らは、ある程度成長すると、抜け出る。足が生えるのだ!スピードは、かなり速く逃げ足も早い。特技の逃走を会得しているからだ。そして、何よりも痛いのが特技の針10本!並の鎧なら貫通するし、威力も絶大。サボテンクンの針は、素材としても優秀で、とても貴重だ。倒せば、経験値2000と、とても美味しい事でも有名である。


ここはオアシスの西側のエリア。

サボテンクンの狩り場として、有名な所だ。適正レベル20と中盤のレベリングにはうってつけである。


「さあ!狩るぞ!」

ライバルが多いので、取り合いは覚悟しなくてはならない。

「早速見つけたぞ!」

ピンキーの挑発で釣り、全員で一斉にアタックを開始する。ヘイトをアイが奪い、その隙に違うサボテンダを探しに行く。針10本は強烈だが、アイは覇王の盾があるので、刺さる事無く弾く。特技の逃走を使われる間も無く、サボテンクンを倒すのがコツだ。


「しゃあー!7チェーン!レベルアップ!ヤッホー!」

「おめ、ここでは7チェ以上は無理だな。」

「おめ、でも楽なのは良いですよ。」

「我もレベルアップしているぞ!」

はいはい、と流す。ピンキーは賢者に転職してきたので、レベルアップ祭りだ。そろそろナイトが転職欄に出るだろう。僕達は、キリが良いので素材を拾っている。サボテンの針がもう100本も貯まった。これを矢尻に加工すれば、ユリさんの最強の武器になるだろう。


「ユリさん、狩人のレベルいくつですか?」

「ちょっと待ってね。えーと、レベル22です。」

ここでは、レベル25までしか上がらない。次の狩場に行くか、転職してもらう必要がある。転職なら候補は、アサシンかな?暗殺、影に潜むのは得意そうだし。


「アレックスは、レベルいくつになったんだ?」

「今レベル19だよ。」

「何か良い特性付くと良いな。」

そうだった。レベル10刻みで、特性が1つ追加されるんだよな。過去に遊び人をレベル8以上、上げた奴はいない。レベル20にすれば、前人未到の快挙だろう。


「じゃあ、もう少し狩ろうか!二人共、レベル上がればキリが良いし。」

「もう遅いし、明日でも良くないか?」

「我もそう思うぞ!」

「どっちに賛同しているのか分からん。」

「アレックス!アホなのか?我は酒が飲みたいのだ!」

アホにアホ言われたく無いです。はい。


「分かった。もう帰ろう。な!」

「分かったよ!折角人がやる気になったのに!ぶつぶつ。」

「ん?おい!アホの後ろに何かいるぞ!」

「アレックスさん、どちらのアホ、ですか?」

「ああ!超ウルトラスーパーミラクルアホの方です。」

「我はそんな伝説の職業では無いぞ!勇者アイである!」

「もういいって。その後ろのピンクの物体は何?」

アイは後ろを振り返る。そこには、ピンク色のサボテンクンが居た。


「うお!サボテンクンじゃないか!攻撃されるぞ!」

僕は剣を抜いた!アイの足にしがみつき、キュピキュピ鳴いている。これなついているのか?

勇者にモンスターを操る特性や特技は無い。何故だろう?

サボテンクンは、通常緑色で、アクティブモンスターだ。近づいただけで、攻撃してくるハズ。

こいつは、形は同じだが、ピンク色だ。レア種かNM?

解らん。こういう時は、調べるが有効だな。

特技 調べる発動!

「このピンク色のモンスターは何?」

『サボテンクンの特異レア種。以上。』

「うーん、何故襲ってこない?」

『パーティーメンバーだから。以上。』

え?!いつの間に仲間になったの?この調べるは、便利たが、こういう時は不便だ!何度も使用すると、『疲れた。以上。』しか言わなくなるんだよな。後1回くらいは、答えてくれるだろうが、何かの時には残しておきたい。







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