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ファンタジー クエスト  作者: ハロ
5章 行方
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72話 オアシスに行こう。

「寝れん!」

宿屋に戻って、皆で寝ている。ベッドが1つしか無いので、床では寝心地が悪い。が、それだけが原因ではないのだ。


「うーん、むにゃむにゃ。」

アイとユリさんがベッドで寝ている。肌着、そうネグリジェだ!興奮して一向に寝れない!ピンキーの方を見ると、「ぐがー!ぐがー!」爆睡中だ。


アイが寝返りをすると、こちらを向いた。横向きだから、胸の谷間が強調される。こいつ、黙っていれば本当に可愛いよな。そして、エロい体つきだ。手を伸ばせば、届く。くうぅ!生殺しだぁ!


朝になり、殆ど寝れなかった。

「アレックス、目の下にクマが出来てるぞ?」

うん、分かってる。そして、お前はヨダレで口元が汚いぞ。

僕達は、宿屋で朝食を取った。

硬いパン、煮豆、スープ、どれも美味しいとは、お世辞にも言えない。それぞれがお腹を満たし、旅路へと支度する。


とりあえず水が必要だ。僕は、オアシスに行く事を提案する。

「いいと思うよ。」「我も賛成だ!」「お任せします。」

皆の賛同が得られたので、オアシスに行き、水を確保する事にした。


オアシスは、町から少し離れた場所にあった。入り口に近付くと、警備兵がいる。何故なら、オアシスの水は、涌き出てくる。水浴びや、洗濯、その他の用途に使用すれば、瞬く間にオアシスの水は真っ黒になるだろう。見張りを付け、ルールを守る事で、綺麗な状態が維持出来るのだ。


「ご苦労さんです!」

「ん?見ない顔だな。冒険者か?」

「はい、そうです。しばらくこの辺りのモンスターを狩るつもりです。」

「そうか!それは助かるな!では、水が必要だろう。タップリ持って行くといい。」

「ありがとうございます。」


僕達は、水袋に水を補給する。

ガチャガチャと、鎧の外れる音がした。その方向を見ると、アイが脱ぎだしている!

バコン!

「あいた!何をする!アレックス!」

「それはこっちのセリフだ!お前は羞恥心が欠落しているのか?そして、ここは水浴び禁止だ!」

「ちょっと位、いいだろ?」

涙目で訴えかけてくる。が、ここは心を鬼にせねぱ!

「水浴びは、罰金10万円だ。暫く酒が飲めなくなるぞ?いいのか?」

「それは困る!我も水浴びは我慢しようではないか!」

「全く!なぁ!ピンキー?」


奴は全裸だった!あー!殴りてぇ!

ゴン!!!

「ぐはぁ!何をする!」

「お前は、アイとのやり取り聞いていなかったのか?アホは全裸になる癖があるのか?ねぇ?ユリさん!」

僕はユリさんの方を見た。服を脱ごうとしていたのは気のせい?


「やだなー!そんな事しませんってば!ふふふ。」

この人達、もうオアシスに埋めておいて良いだろうか?




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