馬車の乗り心地を確かめよう。66話
馬車を走らせていると、人影が見える。
ん?女の子が縛りあげられているぞ!血が吹き出し、男が倒れた。剣を捨て、逃げ出す商人らしい男。
「く!助けに行くぞ!」
僕達は、馬車を飛び出し走り出した。
だが、無情にも、逃げる事は出来なかった。追いかけられ、後ろからグサリと一撃。商人らしい男は、倒れる。
「ちぃい!」
僕は、怒りを露にした。目の前で、人が死ぬのが嫌なのだ。何故かは、解らない。
山賊だ!人数は6人と多い。
「アイ!手加減するなよ!だが、殺すな!」
「あっはっは!注文が多いな!」
「ユリさん!手前の二人頼みます!」
「任せて!」
「ピンキー!何とかしろ!」
「え!?僕だけ雑だよ!」
僕は、石を袋から取り出した。
特技 石を投げる発動!
「乱れ投げ!」
特技の石を投げるを多様し、山賊達目掛けて投げる。
「がは!」「うぐ!!」「あべし!」
三人倒せた。
ドガ!バキ!
アイは、殴り倒していた。
山賊二人をユリさんが翻弄する。
ピンキーもフォローに入っていた。
ドン!バキ!ドッカーン!
肘鉄を溝内に当て、そのまま裏拳で顔面強打。そして、お腹に右ストレート。山賊が吹き飛ぶ!速すぎて、目が追い付かなかった。
逃げようとする山賊を、ピンキーが確保する。
とりあえず全部倒したか?
いや、隠れていた奴がいるぞ!人質の女の子に、刃物を向けた。
「こいつの命が、どうなってもいいのか!?」
山賊のボスらしい。
「そいつ知らないし、別にいいよ。」
「な!お前達!見るからに勇者御一行だろ!人助けしないのか!最悪だぞ!」
人殺しをしているお前達に言われたく無い。
「嘘だよ。で、どうしたいの?」
「見逃せ!そうすればこの女は助ける!」
「ひぃぃ!お助けを!」
「我に任せろ!雷撃!」
ズバッ!ズガーン!
「ぎゃあああ!!」「キャア!!」
山賊のボスと女の子は、雷撃を喰らい倒れた!
「アレックス!倒したぞ!あっはっは!」
バシッ!アイの頭を叩く!
「アホか!お前は!女の子も、焦げてるだろ!」
「我はアホでは無い!勇者アイである!」
「それはもういい!助けに行くぞ!」
駆け寄ると、息はある様だ。山賊のボスは直撃で、一瞬だが、心肺停止だったがな。
山賊を縛り上げ、とりあえず歩かせて、砂漠の町に連れて行く事にした。




