僕の職業は勇者ではありません。4話
遊び人。
この職業は、他の職業とは一味も二味も違う。
一極振りステータスと言っていい。運全ツッパ。
辛うじてHPとMPが3となっているが、気休め程度にしかならない。
この世界では、魔力が存在する。
つまりどの職業でも、MPは振り分けられるのだ。
特技を使用するのに消費するからね。
但し、MPがあるからと言って、浮かれてはいけない!
全職業の中で、MPの上がりにくさは、トップだろう。
トップと言えば、遊び人は、レベルの上がりにくさがベスト1を誇る。戦士と比較すると、10倍の経験値を必要とする不況な職業だ。勇者ですら、5倍となっている。
そして、どの職業よりも弱いので、村人にすら負ける。
ただ、遊び人にも救済処置もあるにはある。
レベル5まで上げると、どの職業でも変更が出来るからだ。
男なら、レベル7まで上げてギャンブラーに転職。
女なら、レベル5まで上げて娼婦に転職する。
何で女は少し低いのかって?それは女遊び人は、レベル5になると、特技『パフパフ』を習得出来るからだ。
一度覚えた特技は、職業を変更しても使用出来る。
男が『パフパフ』を使えたら怖いじゃないか!筋肉ムキムキの胸板で挟まれたら、あーーーーーー!!
想像するだけで、この破壊力だ。特技を使用されたら、まず助からないだろう。主に精神がね。
ああ、シスタークリスティーナに是非パフパフをして貰いたい!しかし、遊び人は初期にしか取得出来ないんだよね。もしも、億が一、ロリ巨乳にパフパフされたら、あーーーーーーーーーー!
いかんいかん。ヨダレがゲヘヘヘ。
クリスティーナに、道端に落ちているゲロを蔑むよりも、嫌な顔をされたらのはとても辛かった。
クラーク大臣は、鼻の下を伸ばしているし、何故か王様の右目がキラーンと光る。男はアホな生き物なんだよ。




