仲間を作ろう。45話
「神の神託があったんだ。」
予想はしていた。勇者へ転職条件の、敷居が超が付く程高いのた。しかも、未知なる領域の為、転職した事例が無い。何故分からないのに敷居が高いのか?それは、血の努力家と呼ばれたエピソンが身を持って試したのだ。
下級職業、中級職業、上級職業の極一部を除く、全部の職業をレベル20まで上げても、発生しなかったのだ。無論、忍者、ナイト等のエクストラ職業もレベル20にしても。
極一部の職業、遊び人を彼は取得出来ていなかった。だから、遊び人説やらレベル99説やらが浮上する。レベル99説は、絶望的だった。2つの職業をレベル99にするだけで、人生が費える。普通は、レベル70も上げれば伝説になる。
遊び人に至っては、そもそもサンプルが少ない上、更にレベル8以上と上げた事例が無い。
とまぁ、神の神託以外で、勇者となるのは不可能なのだ。
「神の神託か、詳しく聞かせて貰えないだろうか?」
「いいだろう。よく、聞け。」
成人前のある日、突然心に声が響いた。
『だから、今からデートなんだよ!な?トトコちゃん待たせると、ヤラせてくれないんだよ!めんどくせぇ!ん?もう開いてるって?バカ!早く教えろよ!んんーん、えー、私は神だ。さっきのは、聞かなかった事に!え?無理じゃないだろ!出来る!よし!あれだ!おい!何だっけ?そうそう!お前!今日から勇者な!じゃあそういう事で!え?神の神託ですか?だって?そうだよ。俺スゲエだろ?何をすればいいかって?そりゃあ、あれだ!んーと、あー、時間ねぇ!誰かに聞け!これだ!よし!頑張れよ!ふー、間に合うかなぁ!あー、イライラするな!テレポートしてくれ!え?回線切らないと無理?ちょ!マジか?何で繋ぎっぱなんだよ!信じられん!おい!お前!他言無用な?しゃー!ロキヤルゼリーゴールドEXマキシマムゲド!!!さっさと回線切れブチガガがガガ。』
「という事があったのだよ。」
「うん!知ってた。いや、再確認させられた、だな。」
「何!?アレックスも神の神託があったのか?」
「いやいや、僕の育ての親が、勇者だったのさ。」
「何と!アレックスも勇者とばかりおもっていたぞ!」
「僕は何度も言ってるけど、遊び人だ!」
「またまた、ご謙遜を!」
「もう、いいって。日記を見つけて、さっきの内容が、書かれていたんだ。」
「成る程、驚かない訳だ。」
お前には、何回も驚かされているがな!
「我は、成人してまだ一ヶ月も立っていないぞ。そとそもアレックスを探していたんだ!レベルなぞ上がらんだろ。」
「あー、もう分かった。とりあえずレベル上げが、最優先次項な!」
「心得た。」
とりあえずアイツを、仲間に入れレベル上げに行くか。




