仲間を作ろう。43話
あたたたた。
朝起きると、二日酔いだった。とりあえず毒消しそうを口にする。このアイテムは便利だ。色々な用途がある。
この間、アンさんに教えて貰ったのが、うんこ付きのパンツの洗濯にも、効果があると聞いてビックリした。
そういや、ピンキーがうんことオシッコ漏らしてたな。
幾分かマシになったので、食品保存庫から牛乳を取り出し飲む。冷えた牛乳は旨い。二日酔いには最適だ。
すると、ドンドンドンドン!!!!と玄関の方から、音がする。この朝っぱらから、誰だよ?!迷惑極まりないな!
扉を開けると、勇者アイが居た。
慌てて扉を締める!ふー、何も無かった。
ドンドンドンドンドンドンドンドン!!!!!!!!
「何故扉を締める?失礼だぞ!アレックス!」
「何方かご存知有りません。お引き取り下さい!」
必死だ!必死に扉を押さえる!少し空いたり、閉まったりと、まさに攻防が繰り広げられる!
遊び人 vs 勇者 ラウンド2ファイト!
負けねぇ!こればかりは譲れねぇ!
「アレックス!我だ!アイだ!勇者だぞ?開けろ!」
「そうですね!聞いた気がします!」
不味い!不味い!不味い!足を隙間に突っ込まれた!
「何の用件ですか!玄関前で、お聞きしますよ!」
隙間から、左手を入れてくる!肩を強引に捩じ込んでくる!あああああああ!!!!!!!
勇者 WIN
僕は、無言で珈琲を入れアイに差し出す。
アイは一口すすり、珈琲を味わう。
「安物の珈琲だな!香りも弱いぞ!アレックス!」
なら飲むな!僕が残り飲むぞ!あ、間接キッスになる。ああああ。
「何しに来たんだ?用件が無いなら、帰れ。」
「パーティーを組んだ仲間にそれは無いだらう!」
「いつパーティー組んだんだよ!?許可した覚えは無い!」
「つれないな!一緒に住む仲になるのに。」
「え?どこ・・・に?」
「ん?ここだよ?ここ。」
「その椅子の上に住むのは、狭いですね!」
「あっはっは!アレックス!お前の家に住むんだ!宜しくな!お前は面白い奴だな!」
こうして同棲?がスタートするのであった。




