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ファンタジー クエスト  作者: ハロ
3章 絆
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仲間を作ろう。40話

「グビ!グビ!グビ!プッハー!!生き返る!!」

泡髭を右手で拭い、ケラケラと笑い出す。

水色の髪を靡かせ、右手で払う。その右手、ビールの泡拭った手ですよ?


飲み干したのに、気が付き、少し考える。

「マスターとやら!ビール御代わり!」

「あいよ。」

マスターは、直ぐにビールをジョッキに注いだ。


「ビールを奢ってくれるとは!仕方あるまい!仲間にしてやろう!あっはっはっは!」

こいつ酔うと、笑い上戸なのか?いや!違う!只のアホだ!間違い無い。


「断る。」

ガバッと立ち上がり、怒りで震えている。

「何故だ!?名誉な事だろ!何が不満だ!何が!」

お前だよ!お前の存在が不満だよ!名誉で腹が膨れるか!食べられる物で、腹を満たしたいんだよ!

「だが、断る!」

ギリギリと歯ぎしりをしている。

「お前勇者だろ!なら遊び人の僕なんかよりも、ナイトとか賢者を仲間にしろよ!」

何かに呆気に取られた様子だった。

「そうか!やはりナイトか!それに賢者は必要だな!アレックス!さぁ!一緒に探しに行こう!」

何か違和感がある。僕の名前を知っている?

「僕は、お前の仲間にならない!絶対だ!」

物凄く形相で、僕を睨み付ける。右手の人差し指をピンと伸ばし、僕を指差した。

「決闘だ!勝負しろ!アレックス!」

「はい?」

「我が勝ったら、仲間になれ!」


何故決闘する事になるんだろう。


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