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ファンタジー クエスト  作者: ハロ
2章 経験
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レベルを上げよう。30話

僕は唖然としていた。ウォーム岩場の象徴、2キロメートルもある大岩が、真っ二つになっていた!

「おい!こりゃあヤバい事になったぞ!」

僕は慌てた。ヤバい!ヤバい!ヤバい!誰かいたら、即死だ!どうしよう?あー、もう!なにがなんでも使える特技無いか?そういや、調べるを覚えたのを思い出す。

特技 調べる発動!

「誰かいませんか?!」

心の中で、声が響く。

『ラビット164匹人1名、以上。』

特技 調べる発動!

「倒した数は?」

『ラビット25匹のみ、以上。』


人には危害が無くて、本当に良かった!

人気の狩場なのに、人が居なかったのは不思議だな?

特技 調べる発動!

「人が居なかった原因は?」

『大魔神を見て、逃げ出した模様。以上。』


「被害が無くて、本当に良かった!」

僕の背後から、声が聞こえる。

「なー、にー、がー、よー、かー、っー、たー、ってぇ?」

後ろを振り向くと、何と!そこには受付嬢が!

ひぃ!こ、殺される!た、助けて!

特技 逃げる発動!

「トンズラ!」

はぐれキングラビットをも超えるスピードで逃げ出した!


が、回り込まれる!

何故た?!何故逃げ切れない!!

「そー、れー、はー、ねー?」

ゴクリと唾を飲む!

「ちゃーんと、特技 ロックオンを使ったからだよ?」

首根っこを捕まれ、下を向いていた受付嬢が、キィィっと言う音を立てながら、こっちを振り向く。ニヤリっと、口元がつり上がる。

「ぎゃああああああ!!!!!!!」


この日以降、アレックスを見た者は居なかった。

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