レベルを上げよう。28話
冒険者ギルドに報告に来た。
「お疲れ様でした。クィーン大アリアントの討伐があったとの事で、追加報酬に経験値の実を贈呈します。」
クエスト報酬2万円と経験値の実を貰った。
経験値の実とは、食べれば経験値1000が獲られる実である。売れば10万円くらい。稀に何処かの木に成るらしい。あまり美味しくは無い。
僕は迷わす食べた。
「あ、勿体ない!」
等の声もあるが、生死が懸かっている戦闘では、少しでも生存確率を上げておきたい。
心の中で、声が響く!アレックスはレベルが上がった!レベル5になった!特技 口説く を覚えた!
役に立つ?のか?戦闘には、まるで役に立ちそうに無いな。レベル5になったが、転職する職業が発生しないだろう。と、鷹をくくり僕は、その場を立ち去ろうとした。
「ちょっと待って!」
嫌な予感がする。受付嬢の用件に良い未来は見えない。
「緊急クエストが発生しているのよ!」
僕は逃げた!
しかし、回り込まれた!
更に逃げる!
逃げられない!どうする?
「ぜー、はー、ぜー、はー。」
「私から逃げられると思って?」
特技 口説く を発動!
「貴女の様な可憐な人から、逃げる男など居ませんよ。」
「キミ逃げたよね?」
「いえ!色々な角度で、貴女を見ていたんです!」
「え?!そんな私を見ていたの?」
「とても素敵でした。儚いとは貴女をの為にある言葉かと。」
「まぁ!」
受付嬢は満更でも無いようだ。
「ごめんなさーい!」
疾風の如く逃げた!
「アノヤロウコロス!イカシテオクベキカ!!ツギニアッタガサイゴダトオモエ!!!」
受付嬢から、負のオーラがゴゴゴゴゴゴゴと発生する。その時、空気を読めない冒険者が声をかける。
「すいませーん、クエスト受けたいんですが?」
「ああああああああああああんんんんんんん!!??」
36億光年先からでも、解る程のガンを垂れた!
「うひぃ!」
バタン!その冒険者は、その場に倒れる。心臓麻痺で、だ。
その冒険者は、運良く一命を取り止めた。
「その程度で、死ぬんじゃねーぞ!ごらぁ!!」
で、あの世から、舞い戻って来たのだ。




