お泊まりしよう。25話
ご飯を食べ終え、珈琲を飲み一息していた。
「湯が沸いたので、そろそろお風呂にしては?」
僕はその好意に甘える事にする。
この世界では、家の中にお風呂場は無い。トイレも無い。体を洗うには、外の川で水浴びするのだ。流石に冬場は寒いので、こうしてお湯を沸かし、自分の部屋にバケツを持って行く。
トイレだが、男は川でする。水で直ぐに尻が洗えるからね。女性は囲いがされた簡易トイレで行う。紙は貴重だから、専用タオルで拭く。葉っぱは痛いので、あまり好む人は居ない。極稀にそっち系の人がはぁはぁ言って使うけどね。
水関連は不便だが、これしか無いのだ。仕方無い事。
僕は、沸騰したお湯をバケツに入れ、客間に向かう。タオルは多めに貰った。
服を脱ぎ、全裸になる。タオルを湯に浸すと、あぢぃ!ふー、ふー、手を擦る。もうちょっと冷ますか。
ガチャリ!キィー、バッタン。
突然、扉が開き誰か入ってくる。
「ん?ピンキーか?僕の裸見ても詰まんないぞ!」
と、振り返ると、ピンキーのお母さんがそこには居た!
「えええええ????な、何か、よ、用ですか?」
僕は、動揺する。
想定外の出来事が!
「うふふ。着ちゃった。」
朱色の頬を染め、肩を左右に振る。
「な!何だどぉ!」
僧侶服のコスプレだ!!
僕の息子はビンビンになった。
着ちゃったとは、コスプレを着たと、こっちに来たを掛けたんだろう。




