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ファンタジー クエスト  作者: ハロ
2章 経験
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お泊まりしよう。24話

「もう!下らない話は、もう止めにしてくれ!」

さっきまで、黙っていたピンキーが大声を出す。

「そういやお前何でさっき怒ってたんだよ?」

「煩い煩い煩い!人の勝手だろ!」

右手を頬に当て、困った表情でお母さんが言う。

「お母さんのレース柄のパンツ履くのが、そんなに嫌だったの?」

ぶふー!!口に入れたての、シチューを吐き出す!

ピンキーは、石化した。僕の吹き出した、シチューの残骸を払う素振りを見せない。

「ピンクのスパッツだから、パンツも同じ色ししてあげようと思ったの。」

ぷぷぷぷー!が、我慢出来ない!

「そしたら、この子、レース柄は嫌だって言うのよ!」

手で口を押さえる。冷静なれ、冷静に!僕なら出来る!腹筋が鍛えられるだけだ!

「無理矢理履かせたんだけど、この子細いでしょ?スパッツがパッツンパッツンになって、パンツ跡がクッキリ浮かび上がったのよ!」

はい!ダメでした!

笑い転げて死にそう!キミ達親子は、僕を笑い殺す気か!?

ひい!ぷぷぷぷ!ぶは!パンツ!パンツがあ!パッツンぷぷ!ゲフ!ゴホ!クッキリにておまちょーギャハハハハ!

床を転げ回って、足をバタバタさせ、椅子に座り、机をバンバン叩いてようやく落ち着いた。


「はぁー、はぁー、はぁー、」

「アレックス君大丈夫?」

「気にしないで下らない!発作です!もう治りました!」


横を見ると、ピンキーは居なかった。石化が解けたんだね!良かった!良かった!


僕が笑い転げている間に、捨て台詞を吐いて家を飛び出したようだ。

「お母さんの嘘付き!!内緒にするって言ったじゃないか!」


その後、ピンキーを見に行くと、川で溺れていた。

もう少しで死ぬ所だったぞ!感謝しろよ?と言ったら、

「あのまま溺死させてくれれば良かったのにぃ!」

「ちょ!それじゃあお母さんが、悲しむだろ!」

「・・・・ソウダネ。」


ずぶ濡れになった事で、お母さんにまた叱られる。

「もう!可愛かったのに!次はスカートにするね?」

「ぎゃああああああああ!!!!!」


ピンキーの断末魔は、その日絶える事は無かった。


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