クエストを達成しよう。20話
「嘘だろ?!おい!?あのデカさは反則だろ?!」
クィーン大アリアントが、飛び出して来た!大きさは、約2メートルくらい。僕の身長が、171センチだから、見上げる事しか出来ない。
僕は、逃走を図る。あんなのとマトモに戦ったら、殺されるでしょが!勝てない相手と、戦うのは愚か者のする事だ。但し、例外が2つ存在する。
1つ目は、勇者だった場合だ。死んでも相手をしなくてはいけない。それが、彼らの使命がから。
2つ目は、好きな女を守る時だ。命に替えてでも、果たさなければ、それはもう漢じゃないだろ?
最近では、BLやら、男の娘とか訳の解らんのだが、あれはノーカンとさせてもらう。
「アレックスさん!倒してくれないんですか?!」
こいつは、僕の守るべき人(女)じゃない。ビジネスだ。
とりあえず僕が、タゲ持ってるから、こいつに向かう事は無いだろう。
クィーン大アリアントが、凄い勢いで向かってくる!ヤバい!追い付かれる!僕は、体勢を180度方向転換した。
両足が、地面を削る!ザザーっていう感じで、1メートル程進んだ所で止まった。
両手で、鋼の盾を掴み、堪える!
クィーン大アリアントの体当たりを食らう!盾を落としそうになるのを、必死に耐えるが、敵は攻撃を待ってくれない。
追撃の噛み砕きを、精一杯盾で防御するが、転倒してしまった!
ヤバい!このままでは!
クィーン大アリアントは、盾の上等お構い無しに僕の上にのし掛かった!盾で押し返そうとするが、ピクリともしない。鋼の剣を、クィーン大アリアントの口に突っ込むが、ガシガシ噛み砕こうとしてくる。あ、も、もう、ダメだぁ!
ギャー!!!
クィーン大アリアントの断末魔が響き渡る!
はー、やっと倒れたか。
モンスターを倒した事で、アドレナリンの効果が薄くなる。
「あたたたた。」
いくら鋼の鎧、盾でも、生身の肉体じゃ傷口は出来なくても、痣にはなる。身体中軋むので、こりゃあ薬草がいるね。あ、全部売ったんだ。少し凹む。
「アレックスさん!!大丈夫ですか?」
ピンキーが今頃近寄って来る。大丈夫じゃねーよ。すげぇ痛いわ!
「戦闘見てましたが、どうやって倒したんですか?」
確かに、僕はクィーン大アリアントの口に、鋼の剣を突っ込んだくらいしかしていない。
「毒だよ。」
「はい?!え?」
「だから、最初草燃やして、煙!」
「ええええええ????」
そう、クィーン大アリアントは、毒状態で殺したのだ。




