表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ファンタジー クエスト  作者: ハロ
最終章 最終決戦
193/195

191話 エピローグ1

僕はとんでも無い事をした。


仲間を傷付けたのだ。意識は無かったとはいえ、そう簡単には許される事では無い。魔王へと覚醒してしまったの原因なので、今後は封印される事も受け入れる必要がある。


「ごめんなさい。殺す所でした」


僕は土下座した。

アイ、ピンキー、京子、そしてユリさん。皆泣いていたのだ。でも、それをグッと堪え、飲み込んで僕を許すと言ってくれる。


「慣れない事をするな!

アレックスは、堂々としてればいいんだよ!」

「すまない」


僕は涙を流した。

ピンキーが抱き付き、そして、アイも抱き付いてくる。京子も、そして、ユリさんもだ。皆目を腫らして泣いたのだった。


暫くして、魔王をどうするか話し合う。


「アレックスさん、魔王は殺すんですか?」

「うーん。他にも方法があるハズ。ちょっと待ってて」


特技 調べる発動!

「どうやったら、脱出出来る?」

『ボスを殺すか、参ったと言わせる。以上』


成る程。殺す以外にも、参ったと言わせればいいのか。


「魔王に参ったと言わせればいいみたいだ」

「竜子さんを連れて来ますね!」

「ああ。頼みます!」


ユリさが竜子を連れて来た。ボロボロでもう無惨な状態である。辛うじてピンキーのハイヒールのお陰で、命を繋いだと言っていい。さて、どうしたモノか。


「おい魔王。参ったしてくれ」

「何故妾が参ったしなければならん!」

「僕達に負けただろ!死ぬよりはいいと思うが?」

「殺せばよかろう!さっさとせい!」

「ニーナさんは、それでいいのですか?」


竜子はニーナと呼ばれ、ハッとする。


「妾が行った残虐非道の数々が、許されると思うか?」

「そうだな。でも、死んで償うのが、罪ほろぼしでは無い。生きて、そして、その人達の人生を背負うんだ。責任を転換するなよ」

「妾に生きろと!?生き地獄が待っているというのにか?爪を剥がされ、拷問し、犯されるに決まっておる!」

「そんな事は、僕がさせない!」

「たわけ者が!口では誰でも言えるだろう!」

「半分背負う。それでも足りないか?」

「な、何だ、と?」

「僕も牢屋に入ろう。そして、鞭で撃たれる。一緒だ」

「赤の他人が、何故そこまでする必要がある!?」

「冷たい事言うなよ。妹よ。兄は寂しいぞ?分かるんだ。何となくだけど、ニーナが双子の妹だって事を」

「う、う、うわああああ!お兄ちゃん!辛かったよぉ!お兄ちゃ~ん!うぐっ!うぐううう!!!」


僕はニーナを抱いて、頭を撫でた。そうして、敗けを認めさせる。


「敗けを認めてくれるか?」

「ぐす!ん……うん。妾の敗けじゃ。降参じゃ」


すると、全員が光に包まれ、外に出る事が出来た。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ