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ファンタジー クエスト  作者: ハロ
最終章 最終決戦
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187話 最終決戦2

「あれが魔王ですか?女の子にしか見えませんが」

「あれが魔王の竜子だ」

「あんなちっこいのが魔王なのか?アレックス」

「舐めていると、痛い目に会うぞ」


アイよりも、少し背は低い。

でも、まぁ、魔王の風格はあるのだ。オーラも何か出ている気もするし、油断大敵である。


「おい!勇者達よ!」


魔王が喋った!ビックリするが、何か言うので少し待つ事にした。


「よく魔王城に来た!歓迎しようではないか!」

「料理でも出して貰えるのか?」

「くっくっく!面白い勇者だ!料理はお前達でしてやろう!切り刻んでな!今夜は鍋だ!」

「正体を現したな!」

「勇者よ!お前のような者を無くすには惜しい!妾の手下となれ!さすれば、世界の半分を与えよう!」


お決まりの口説き文句を言ってきた。ここで、はいを選択すれば、背中を見せた途端、不意討ちを食らい倒されてしまうのだ。だから、はいの返事は出来ない。


「断る!」

「世界の半分が手に入るのだぞ?」

「僕には、半分は広過ぎる!家1つで十分だ!」

「欲の無い勇者よのぅ。ならば、ここで死ぬがよい!」


黒いオーラを放つ!今まで、抑えていたのだろう。禍々しい感覚が、僕達を襲うのだ!


「ピンキー!かばうを使ってくれ!」

「え?分かった!」


ピンキーはかばうを発動する!

いつもなら挑発を使うのだが、ファーストアタックは僕との会話で無くなってしまった。なので、ヘイトを稼ぐには有効な手段が無くなっている。

かばうを使って、とりあえず魔王の攻撃を受けて貰うのだ。


バキーン!


ピンキーは後退してしまう!それくらいの威力だった!その攻撃方法が、パンチだったのだ!ただのパンチが、必殺と呼ぶに相応しい威力である!ナイトシールドでなければ、砕けていただろう。


「ピンキー!挑発だ!」

「了解!このマヌケ魔王!!」

「何と申すか!!」


魔王へのヘイトを稼がせる。

そろそろ攻撃を開始しても良いだろう。ピンキーへは、もう一度、挑発するように言う。


「やーい!チビッ子魔王!!」

「ぐぬぬぬ!言わせておげは!」


魔王は、ピンキーに向かって飛び膝蹴りを行う!

ガキーンと、何とか剣で弾く!カシナートの剣で良かった!もしも、ミラクルソードならば砕けていただろう。金属には、固さがある。攻撃力が同じでも、固さは一緒では無いのだ。ミーシャさんに感謝しないとな。


それにしても、あの威力は脅威だ!

とてもレベル70には思えない。靴も確認すると、あれは伝説級の装備品だし、コレクター魂を擽られる!が、グッと我慢するのだ!


「やっぱりおかしい」


特技 調べる発動!

「魔王が強い理由は?」

『HNMレベル85だから。以上』

「な、何だと!?」


驚いて、動きを止めてしまう!

どうする?撤退か!?でも、そんな事出来ない!時間切れを狙うしか、生存方法が無いだろう。でも、どうやって時間稼ぎすればいいんだ?調べるを使う、か?


僕は躊躇ってしまう。日に3回しか使えない、調べるをここで使って良いか悩むのだ。曖昧な質問では、無駄にしてしまう可能性もある。でも、悩んでいても状況が良くなる訳では無い。ピンキーがズタボロになっていくのが、目に見てる。サブ盾のアイと交代して、回復をしていた。


迷っても、仕方ない!ならば、ここで調べるを使う!


特技 調べる発動!

「魔王の弱点は?」

『お答えする権限がありせん。以上』

「く!!ならば!」


特技 調べる発動!

「全員が生き延びる方法は?」

『今死んでも、後で死んでも、

さして変わりはございませんが?以上』

「さっさと、答えろよ」

『何をですか?』

「今死ぬよりも、後で死んだ方がいいに決まってるだろうが!!さっさと、生き延びる手段を答えろよ!!!!!!」

『後悔する結果となっても?』

「ああ!!」

『・・・分かりました。口説くを連発して下さい。そうするば、貴方の思う結果となるでしょう。以上』


女神は、そっと下を向いた。神様に押し付けられた仕事を、今までこないていたからだ。面倒な事をと思って、六手腐(ふてくさ)れていた。だから、日に3度しか答えなかったのだ。


「どんな結果となっても、

貴方の道は、貴方のものですから。どうか幸運を」


女神はそう呟いた。

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