182話 深階層の40階層へ
20階層、30階層と突破していった。
戦闘は殆ど無い。レベル差で、無駄な戦闘は避けられるのは、とても助かる。罠や隠し扉等、マップのお陰で、引っ掛かる事も無い。
本格的な戦闘は40階層からだろう。深階層と呼ばれている。初階層、中階層、下階層、深階層、最深階層の順番に10階層降りると、名称が変わるのだ。
「何で名称が変わるんですか?」
「モンスターの適正レベルが上がるからだよ」
「て、事は、ドラゴンが大きくなる?」
「うーん。アランの日記には、10メートル級と対峙しているね。適正レベルは65だろうな」
「65なら、絡んで来ないんでは?」
「NMは絡んでくるよ。それと、他のパーティーは、レベル70でしょ?絡んでくるから、対処考えないとね」
アライアンスを組むと、メリットがある。
倒す全滅スピードが格段に上がるからだ。でも、デメリットも存在する。1アライアンス増える度に、経験値減のペナルティを受けるのだ。3アライアンス組んでいるので、ペナルティは25%+25%で50%減となる。
モンスターは、通常200の経験値が貰えるが、ペナルティを受けると、100と減らされるのだ。
「まぁ、乱獲すれば、経験値は大丈夫」
「ドラゴン沢山いますもんね」
「我は早く戦いたいぞ!」
アイはもう暇なのね。サボタンに言って、構うようにして貰おう。
進みながら、戦闘の話をしておく。
火の魔法は使わない。氷か土か風が好ましい。水は残るから、面倒である。火は言わなくても分かるから割愛。
メインは僕達のパーティーで、他のパーティーは、横からチクチク削って貰おう。安全第一だからね。僕達が寝ている間は、2パーティーで守って貰う手筈となった。
「そろそろ絡んでくる40階層だから、気を付けて!」
全員頷いた。アイを除いて。
本当に協調性無いよな!後で、ビックコウモリの肝を摂取して貰わなくては!




