180話 いざ!ドラゴンラッシュダンジョンへ!
「ここがドラゴンラッシュのダンジョンか」
「50階層あるからね。最短でも1カ月以上かかる」
「ふふふ。僕にはアランの残した日記があるのだ!」
「そう思いまして、ギルドで手配しましたわ!」
「うぐ!」
アランの残した日記とギルドから手配した内容を照らし合わせる。アランの日記は、まぁ、雑だ。何を書いているか、よく分からないのもしばしば。
ギルドのマップは、とても分かり易かった。罠や隠し扉は勿論、移動階段から滑る床まで。僕はそっとアランの日記を懐へしまった。
1階層から10階層までは、比較的弱い雑魚モンスターしかいない。寝ていなければ、襲ってくる心配は無いのだ。幾つかは狩る。食料を温存したいので、美味しいと、判断されたモンスターのみ狩るのだ。
肉は燻製にする。長持ちするからだ。
骨付き肉は、歩きながら食べられるのが利点となる。燻製にするのは手間がかかるが、その後の調理不要なのが良い。忍者食料も沢山持ってきた。でも、これはあまり口にしたくない。不味いからだ!
「アレックス殿!食べないで御座るか?」
「それ腹下しの薬の味じゃないか」
京子は、美味しそうに食べる。それを見て、アイは頼んで食べていた。
「ぐお!不味!ぺぺ!」
「も、勿体無いで御座るよ!アイ殿!」
食べ物を粗末にしてはならない。全く!
とりあえず、ユリさんに頼んで、ビックコウモリの姿焼きを食べさせるように言っておく。
「ぎょえええ!!ま、不味い!!!くっさぁ!!」
まぁ、こうなるわな。
「ミーシャさん、ここですか?」
「転移の紋章がありますわ。そこを踏めば11階層!」
「分かりました。では、僕が踏んで戻ってくるまでは
、待機していて貰えますか?」
マップは間違いは無いと思う。
でも、用心に越した事等無いのだ!
転移紋章を踏み、光に包まれ消えた。マップを見て、間違いが無いか確認する。
「あそこに柱があって、ここには目印が、あるな」
再度、転移紋章を踏み、戻る。
「大丈夫でした。目印もちゃんと有りましたから」
「では、行きますわよ!」
こうして、中階層へと進んで行ったのだ。




