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ファンタジー クエスト  作者: ハロ
10章 奇跡の価値は?
179/195

177話 魔王城へGo!?

「本当にお祭り好きだなぁ」

「そんなにイベント何て無いからね。理由を付けて騒ぎたいんだよ。でも、それ以上に僕達に期待しているのは、分かるけど」

「魔王を倒す。勇者にしか出来ないからね」

「拙者、よく分からんで御座る。

何故、勇者なので御座るか?」

「知らないのか。まぁ、仕方無いな」


魔王には、魔法が効かない。

なので、物理ダメージが有効なのだ。

毒や麻痺等、状態異常攻撃もあるが、効いたか確認出来ていない。やはり、王道に物理ダメージを蓄積させて行くのが良いだろう。


だが、勇者がいれぱ別だ!

雷撃は、どんなモンスターにも効果絶大である!電気に耐性を持っているモンスターは、存在しない。勿論、魔王もその例外には当たらないのだ。


雷撃をいかに有効に当て、遠距離攻撃を撃ち込むか、がカギとなる。雷撃を受けると、痺れるのだ。身動きの取れない相手は、格好のカモになり変わる。


「そうで御座ったか。アレックス殿も、アイ殿も勇者であるから、楽勝で御座るな!」

「そういう気を抜いた考えは、良くないぞ」

「そうですね!」

「拙者、考えを改めてるで御座る!」

「アレックス!僕も質問いいかな?」

「いいよ。答えられる範囲なら」

「えーと、魔王とは無制限のBF戦闘なんだろ?なら、魔王は外に出られないよね?何で厄災となるの?」

「我も聞きたいぞ!」


おい、勇者が知らないでどうする!?

はぁ、仕方無い。まとめて面倒みよう。


無制限のBFダンジョンに、魔王は居る。

正確には、BFを抜けた先に、魔王城があり、その奥に魔王は存在するのだ。


先ずは、BFを突破し、魔王城へ行く。

魔王城に潜入して、魔王を倒す。


流れは、こんな感じである。


無制限のダンジョンは、50階層になっており、攻略には半年はかかるらしい。ボスモンスターは、適正レベル70と比較的弱い分類に入る。全員のレベルは75になっているので、楽勝では無いが、苦戦は無いと思う。


「そうだったのか!知らなかったぞ!」

「勇者なんだから、これくらい知っておくように」


アイはそっぽを向く。まぁ、いい。


「アイと僕で、交互に雷撃を撃つ。その隙に遠距離攻撃をして、チクチク削るのが、最も効率的だと思う」

「卑怯ではないか!それでも(おとこ)か!」

「なら、一騎討ち頼むな!アイ!」

「それとこれとは話が違うぞ!アレックス!」

「納得出来ないのは、分かる。でも、魔王が存在する限り、平和は訪れないんだ。卑怯でも騙し撃ちでも、そんな不名誉は僕が引き受ける」

「僕もそれを分担してはくれないか?」

「ああ、いっぱい固そうな石を拾ってくれよ?」


盾役にピンキー。

何故か電気耐性を取得している。痺れクラゲで得たらしい。人類初の偉業を達成していた。

アタッカーに、僕とアイ。

雷撃の魔法で、相手の動きを封じる。僕は石を投げつけて、翻弄しよう。

サブアタッカーに、ユリさんとサボタンと京子。

遠距離攻撃で、相手にダメージを蓄積させていくのだ。


回復役がいない!そう思うだろう。

サブアタッカーが、薬品を担当するので、その心配は無用だ。ピンキーの回復時は、アイと僕でヘイトを稼ぎ、その間に薬品等使う。その手筈となっている。


「ミーシャさん。頼んでおいた、

アラパーティーは用意して貰えましたか?」

「問題ありませんわ!

レベル70のパーティーを3つ用意してますわ!」

「流石!ミーシャさん?頼りになるなぁ」

「当然ですわ!じぃ!消耗品はどうなってますの?」

「ほっほ!全て気球に積み込んでおりますぞ!」


今回は、自家用の気球を用意していた。

金持ちは、やる事が違うなぁ。でも、そうじゃないと、魔王城へは行けないのだ。崖の端に入り口が存在し、そこからの侵入しか方法が無い。

船も一応あるが、発展していないので、長旅には使えないのだ。もっとしっかりとした船が作れれば、違う大陸へ行けたかもしれない。大陸があればの話だが。


気球も便利だが、海を渡ったという報告は、未だに無い。全てが片付いたら、開拓するのも面白いかもしれないな。

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