クエストを達成しよう。16話
僕は、クエスト終了の報告をしに、冒険者ギルドに向かった。
受付前には、行列が発生している。夕方だから、報告する人で、ごった返しているからだ。
行列を眺めていると、色々な人種がいるのが分かる。
犬耳の獣人ドッグピープル、猫耳の獣人キャットピープル、兎耳の獣人ラビットピープル、男性な人気のトップ3と言った所か。
エルフも来るみたいだが、今は見かけない。数が少ないからね。居るだけで、目立つし。
「なんだとぉ!!」
僕の目の前の、半獣ケンタウルス族が何やら、騒いでいた。彼らは、獣人とは少し違う。体の半分が獣人だから、半獣なのだ。下半身が馬で、上半身が人間である。
その他にも、ラーミア族も半獣になるようだ。
「申し訳ございません。規則なので、ご了承下さい。」
受付嬢が頭を下げる。
「規則!規則と貴様らは、それしか言えんのか!?」
受付嬢はとても困った様子だ。
「我々には、大量の薬草が必要なのだ!!!」
ん?それなら、ここに大量にあるぞ?
「あの。」
「なんだ!今取り込み中だ!」
物凄い見幕で、睨まれる。
「薬草が必要なんですよね?」
「そうだ!ドラゴンに殺られた同胞の、火傷を治すのに今直ぐ必要だ!」
「それでしたら、お譲りしますが?」
僕は、大量に薬草の詰まった袋を2つ見せた。
「な、なんだってー?!」
僕は、ウインクして決め顔で袋を持ち上げた。




