167話 新年の誓い
明けましておめでとうごいます。
今年も宜しくお願いします。
あなたにとって良い年でありますように。
心より願っております。
2017/1/1 ハロ
「「明けまして、おめでとうございます!今年も宜しくお願いしますね!アレックスさん!!」」
アイとユリさんと京子が一斉に、新年のご挨拶をしてきた。昨日飲み過ぎて、頭がズキズキする。が、ここで負けたらダメだ!新年初日に負けたら、一年中負け続ける!等と迷信を僕は信じている。だから、頑張って返事をしよう!
「明けましておめでとう!今年も宜しく!ユリさん!」
僕はユリさんにバグをする。離すと、唇を間際に奪われる。とても柔らかな感触だ。顔を赤くするユリさんも素敵だ。
心の声が漏れていたのか、聞かれてしまった。ユリさんは、手をグウにして、左頬に添え、右手で僕の頬を張り倒した!
バシーン!!
「ぐぼば!」
「あらヤダ!」
その場で踏みと止まったが、2回転半してしまった。ああ、お星様がこんなに近くに!!顔を振り、意識を取り戻す。次はアイの番だな。
「明けましておめでとう!今年も宜しく!アイ!」
アイにバグしようとしたら、顔を掴まれ強制キスをされる。仕方無いので、手は後ろに回した。唇を離すと、アイはしたずりする。おいおい、この雰囲気台無しだろ!!
アイは、ニッコリ微笑み、ノーモーションで張り手をしてきた!
バシーン!!
「ひがぺ!!」
ユリさんを見て頷く。打ち合わせしてたのかよ!!何とか1回転で止まった。僕は顔を振り身構える。ラストは京子だ。
「明けましておめでとう!今年も宜しく!京子!」
僕は、京子にバグをする。が、ボゥンという音がして、京子の姿は消え去った!代わりに僕の懐には、デカイ木が残っている。そして、頭の上に重さを感じた。
「京子。降りてくれ。重い」
「おや、失礼で御座った!」
シュンと降りて、僕の頬を掴む!後は、豪快にぶっちゅーだ!ちゅうううううう!!スポン!!唇は思いっきり吸われ、後になった。
「あはははははははは!わははははは!!」
「ダメですよ!笑っては!ぷぷぷぷぷ!あはははは!」
「ユリも笑ってるだろうが!あははは!!アレックス!唇が紫色になってるぞ!ぶあははははは!!!」
「は!拙者忘れて御座った!」
バシーン!!
「あべし!!」
僕は豪快に回転し、地面に転がった!暫く立ち直れず、涙する。
「やり過ぎたで御座るか?」
「大丈夫!!」
「ナイスだ!京子!!」
「「せーの!!お年玉下さい!!」」
絶対にお年玉はやらん!懐に忍ばせたお年玉を隠した。その後、見つかって没収させたのは言うまでも無い。
ピンキーはその頃、アクアロードに向かっていた。ミーシャさんのお家で正月を過ごすそうだ。僕は空を眺めた。多分、あの気球に乗っているのかな?
「ピンキー様。皆が見ております」
「大丈夫。目を閉じてれば関係無いよ」
「でも、はしたない」
「僕とミーシャさんしかいないから、大丈夫」
ピンキーは、ミーシャさんとキスを重ねた。隣には、じぃと気球を操る乗組員2人だ。
「はぁ。見せつけられると、辛いっす!」
「そうだな。あんな嫁さん欲しいよ」
「ほっほ。二人共、見込みはありますので、精進されよ」
「「頑張ります!」」
「ミーシャさん。朝の太陽が輝いているよ」
「まぁ!素敵ですわ!」
「でも、残念だ。ミーシャさんにはこの太陽も敵わない」
「ピンキー様ったら!!」
僕はようやく立直り、アイに引きずられていた。




