164話 デリカシーが無い
今日も潜在外しは無理だな。
そう諦めかけていたその時、京子が叫んだ!
「にゃはーーーーー!!!!!」
体からオーラが発っせられ、止めどなく流れる。頭には、猫耳がピンと立ち、尻尾まで生えているではないか!変わったのは、姿だけでは無い!動きも、格段に良くなっているのだ!
いつの間に、尻尾穴開けたんだ!?とても気になる。
「獣人化解放か?」
獣人は、人間に化ける事が出来る。通常は短時間だけなのだが、封印すると常時、人間でいる事が可能性がである。封印にはリスクが伴う。能力を半減させてしまうのだ。獣人である俊敏能力を失う代わりに、人間の姿を得る。特性を消してまで、人間になるメリット等無い。なのに、人間化していたのは疑問が残る。まぁ、後で聞けば分かるか。
「にゃははははははは!!!!!」
ズバ!ズバズバ!ザシュ!
京子の攻撃は凄まじく、モンスターを次々と倒していく。どうやら潜在外しは完了したようだ。二刀流の効果アップが、目で見ても分かる。残像しか残らない程の斬撃だ!
「僕達も、京子に続くよ!」
負けていられない!僕は釣られてくるモンスターに、次々と石を当てた。火力不足が解消され、狩りは枯れる程の猛スピードだったのだ。チェーンも167と繋がり、レベルも1つ上がった!
その日の夜。
「何で獣人封印してたんだ?」
「半蔵門師匠に封印されたで御座る」
「へー。忍者の修行には必要なのか」
「そんな理由では御座らん。半蔵門師匠を襲ったからで御座る。あの時は、大変だったらしいで御座るよ」
「うは!お仕置きかよ!」
「違うで御座るよ。さかるからで御座る」
「さかるから?どういう意味だ?」
「でも、もう大丈夫で御座るよ。つがいがいるで御座るからな!さかりの時期は、頼むで御座るよ!アレックス殿!」
「そんな時期あるのか?どういう意味だ!?わからん」
ゴン!
ユリさんのチョップが炸裂する!
「アレックス。デリカシー無いよ」
「ピンキーに言われると腹立つなぁ」
結局、さかるの意味は分からず終いだった。
こっそり後で、調べるを使ったら、
『デリカシーが無い=アレックス。
この項目は追加しておく。以上』
ねぇ!誰か教えてくれませんかね!!




