160話 散財
戦利品の分配をする事になった。
今はミーシャさんが借りている屋敷にいる。僕達の借りている宿屋では、部屋が狭すぎるので、この配慮となった。
流石、お金持ちなだけはある。部屋が10個もあり、豪華な家具が並ぶのだ。1日の賃貸はおいくらなのだろうか?パッと出せるののがお金持ちで、渋るのが成金だな。僕は後者である。いや、装備品高いんだよ!節約出来る所は、なるべく押さえないとね。
「ピンキー。そういや鎧買ったのか?」
「うん。白銀の鎧だよ」
「くは!それ一体いくらすんだ?」
「アレックス。それは僕も分からないんだよ。買って貰ったから。でも、超高いのは間違い無い」
こっそり調べる発動したら、
『21億2627万円。以上』
だそうだ。純プラチナで出来ていて、所々には金の模様がある。宝石もちりばめられており、まさにセレブナイトだな。
「おい。これ装備して戦えるのか?」
「無理。傷がついちゃう」
「だよなー。戦闘用の選びに行くか」
「ごめんよ。アレックス」
とりあえず戦利品を持って来た。それを並べ、ミーシャさんと分配を決めるのだ。
「まぁ!デスブリンガー出ましたのね!」
「うん。超レアの鎌武器だね」
「これをどう運用しましょうかしら?」
「それなんだよ。装備出来る人がいないんだ」
「では、こうしませんかしら?うちのカシュナーツの剣と交換しては?レア度は同じくですわ」
「うーん。ピンキーはミラクルソードでいいと思う。それよりも、京子の武器がなぁ」
「レア度は落ちますが、小鉄か雪鮫がありますわ」
「雪鮫いいな!桜吹雪も欲しい所だね」
「二刀流効果アップは、必須ですわ。
でも、うちにはありませんの」
「何とかならない?ミーシャさん。
アレックスも必要だと言ってるし」
「分かりましたわ!桜吹雪を用意致します!じい!早速で申し訳ありませんが、お頼みしても?」
「ほっほ。お嬢様の頼み、断る事等ありませんぞ!」
執事のじいさんは、頭を下げると出ていった。
「これで宜しくて?」
「うん。ありがとう」
「当然ですわ!」
ミーシャさんは無い胸を張った。腕を組み、戦利品を使用人に運ばせる。
金塊や金貨は換金して貰った。持っていても邪魔だし重いからだ。銀貨は使い道が無いので、溶かしてインゴットにして売却となる。
その売却したお金で、雪鮫と桜吹雪と交換してくれる手筈となった。カシュナーツの剣は、デスブリンガーと交換し、ピンキーが持つ事になる。
「アレックス。
カシュナーツの剣と交換して良かったの?」
「まぁ、最善だと思う。
ピンキーは新しい武器は嬉しくないのか?」
「嬉しいよ。でもね。鎧が」
「あー。白銀の鎧は、普段使えませんて言えないよな」
「うん」
「まだお金は残っているし、聖騎士の鎧どう?」
「3億はするよ?いいの?」
「鎧無しで、レベル上げ出来ないだろ!これで財布は空っぽだ!明日から稼ぐぞ!」
「ごめんよ。アレックス」
こうして、稼いだお金は一瞬で消え去った。明日から稼ぐ事を決意する!宿屋の宿泊費も無いからな!!頑張ろう。




