157話 クリスマスイブの戦い2
ミミックマンネオは、口を閉じた!
「ヤバい!デスブリンカー来るぞ!」
全員距離を取る!
溜める!そして、口が開いた!リボンの様などす黒い色の物体が辺りを斬り刻む!砂埃を撒き散らし、口の中へ戻っていった。
あんな攻撃を食らったら、間違い無く即死だ!冷や汗が背中を伝う。先制攻撃で、知らずに突っ込んでいたら、全員やられていただろう。初見殺しだな。
「今だ!」
ミミックマンネオの動きが止まっている。
今がチャンス!全員で叩くのだ!一斉に攻撃は出来ない。なので、僕は隙を見て石を投げる!サボタンの針100本も放たれたが、口の中へ吸い込まれていった。
おかしい。僕の石は、宝箱のボディに当たった。が、針は口の中に収まる。何やらキラリと光った!
「全員離れろ!!」
針100本が、口の中から放出された!ユリさんを狙う!
ユリさんは、寸での所でかわした。空中で避けるとか、もう反則だよ。
「サボタン!針100本は禁止だ!パンチ出来るか?」
「キュピ!キュピ!」
右→左とジャブをして、いけるアピールをする。
「じゃあ、頼んだ!」
僕の石を投げるは、必中が付いているのだ。だから、命中した。近接戦闘はアイに任せ、石を投げつつ支援する事にする。時々アイと交代して、回復の合間を作るのだ。
ガキーン!!
ミミックマンネオの体当たり!
体当たりと聞いて、侮るかもしれないが、それは誤解だ。高速のドデカイ物体が飛んでくる!カスッただけでも、瀕死は免れ無い!
ピンキーは、盾で受け止める!そのままシールドアタックをして、ミミックマンネオを怯ませた!
バシュ!ガキン!バシッ!
ダメージを与えるが、決定的に足りない。火力がだ。でも、焦って大振りは良くないのは分かっている。弱点を見つけるのだ!あ!調べれぱ良くないか?
特技 調べる発動!
「ミミックマンネオの弱点は?」
『鍵穴。以上』
あの小さな穴の事か?よし!いけるかもしれない!
「皆!鍵穴だ!ミミックマンネオの弱点は、鍵穴!」
「うふふ。なら、私の出番ですね!」
ユリさんは、手を握る。すると、何処からか針が合計8本出現した!どんな手品かは不明である。
「たぁ!!」
高く飛び、腕を交差させた!そして溜めた後、払う!!
ズババババババ!!見事!鍵穴に命中する!!全部だ!
僕も負けじと、石を投げる!鍵穴を狙うと、どんどん命中する!
ユリさんはアサシンの特技、狙い射つを使ったのだろう。必中なので、何処にでも狙いを付ける事が可能なのだ。
アイとピンキーは、動きを封じる為、それ以外の部分にダメージを蓄積させていくのだ!これはもう楽勝か?そう思った時に、ミミックマンネオは口から剣を2本吐き出し、黒い霧の様な腕を出す。その腕が剣を握った!
情報には無い事が起きている。宝箱から手が出ているのだ。異様な光景だなぁと思う。
剣を振り上げ、ピンキーを襲う!
盾で弾くが、反対の剣を横へ振ってくる!二刀流かよ!!ピンキーは対応が出来ず、そのまま斬られた。
幸い鎧の部分だった為、大怪我には至らない。だが、ヘイトが不十分なので、ミミックマンネオはユリさんへ向かう!
ユリさんは、一番ダメージを叩き出していたのだ。それが仇となり、ミミックマンネオの標的となる。
不味い!針を投てきしていたから、武器は何も持っていないぞ!僕は急いでユリさんの元へ向かった!
ミミックマンネオは、口を閉じる。
まさか、このタイミングでデスブリンカーかよ!?
ユリさんが危ない!!ま、間に合わないぞ!?
「任せるで御座る!」
地面から飛び出した!丁度ミミックマンネオの下だ!見ないと思ったら、そんな所に隠れていたのかよ!道理で火力不足になる訳か!!後でたっぷりお仕置きしなくてはな!!
ミミックマンネオを蹴飛ばし、口は僕の方を向いた!
「うは!!」
僕は急ブレーキをかけ、ズザーと止まろうと努力する!でも、無理だ。僕は盾を構え、諦めた。死ぬわ。そう思った。
「インビシブル・ガード!!」
インビシブル・ガードが発動し、ミミックマンネオは強制的にピンキーに向いた!そして、デスブリンカーがピンキーを襲う!
ズバズバズバズバズバ!!
ピンキーは斬り刻まれた!!が、無傷だ!!
インビシブル・ガード
30秒間、如何なる攻撃や魔法のダメージを0にする。超大幅なヘイト上昇を一時的に得る。
但し、無敵でも弱点はあるのだ。
装備品は壊れる!ピンキーの装備している鎧は、見るも無惨に破壊されていくのだった。
装備品には、耐久値が設けられている。それが0になれば破壊されてしまうのだ。そうならない様に、メンテナンスをして、耐久値の回復をする。耐久値のマックスは、徐々に減って行くので、ずっと使える訳では無い。魔法も装備も万能では無いのだ。
「アイ!僕達でヘイトを稼ぐぞ!」
「分かった!」
このままでは、インビシブル・ガードの効果が切れれば、ピンキーは死んでしまう!そうならない為にも、僕達でヘイトを稼ぎ、ピンキーから剥がさなくてはならないのだ!




