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ファンタジー クエスト  作者: ハロ
9章 希望を胸に
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152話 アレックスのアホ!

サーフダンジョン5層。中層と呼ばれる地帯だ。

今日でダンジョンに籠ってから、1週間になる。

獲物はビッグコウモリだ。

超音波を使い、こちらの感覚を麻痺させてくる。吸血が厄介で、血を吸われると血液不足に陥るのだ。それだけでは無い。追加効果で、強制睡眠がもたらされる。

睡眠耐性が無いと、吸血され睡眠状態になり、その後、集団吸血で死に至るのだ。

勇者とナイトには、睡眠耐性があるので、脅威では無いが、血を大量に失うと気絶する為、注意が必要となる。


「とりゃ!」

ピンキーの一撃で、ビッグコウモリは倒れた。通常は、モンスターを倒した後、剥ぎ取りを行う。が、ビッグコウモリは素材として不適合なのだ。まず肉が不味い。使える皮や羽等は無く、精々キバを集める程度である。そのキバも需要が少ないので安価な為、燃やすのが一般的だ。

一応、鏃に使えるので合成職人のレベル上げには、必須である。


「アレックスさん!本当にいいんですか?」

「はい!そのまま放っておいて下さい!」

松茸大好きのリーダーに、確認されたのでそう答える。倒したモンスターは、そのままにしておくと腐る。が、ダンジョンだけは違うのだ。15分経過すると、ゾンビ化する。

ゾンビとアンデッドだが、どう違うのか?と疑問に思う。調べるを使ったら、

『死んでから放置でゾンビ。

魔法で動かすのがアンデッド』

だそうだ。


ダンジョンのモンスターのポップは、30分とフィールドよりも長い。普通に狩っていくと、枯れてしまうのだ。そうなると、折角繋げたチェーンが切れる。それを避ける為に、一工夫が必要となる訳だ。

A地点でモンスターを狩る。そして、B地点に移動し狩る。A地点に再度戻れば、ゾンビ化したビッグコウモリを狩る事が出来るのだ!B地点とA地点を往復するだけで、狩りは成立する。これで枯渇する心配も無い!

※微塵切りになったモンスターは、ゾンビ化しない為、時々燃やす必要がある。


「こんな狩り方があったとは、目から鱗ですね」

「1週間でレベル抜かれました。ショックでしたが、納得ですよ。こんなに差があるとは」

「いやいや、皆さんがいてくれるお陰で、こうして安心して狩る事に専念出来るんですよ!」

「またまた、ご謙遜を!」

「では、我々は袋に詰めて、燃やして来ます!」


ダンジョン内で、モンスターを燃やすのは危険な行為だ。大量のモンスターを燃やすと、酸欠になる。そこで、活躍するのがやはり松明だ!火が消えたら、直ぐに逃げる事を心掛けている。それくらい酸欠はヤバい。当然、モンスターも呼吸をしているので、酸欠討伐も出来るらしい。危険な行為なので、冒険者ギルドの規則で規制されている。


「ふぅ。じゃあ休憩するか」

お茶を貰い、口に含む。血の味を洗い流し、スッキリする事が出来た。お茶には、薬草も煎じられているので、口の中のケガにはとても相性が良い。治しながら、喉も潤せ一石二鳥なのだ。


「アレックス!我は、NM に挑戦したいぞ!」

「ダメだ。メリットが無い」

「ぐぬぬぬ!戦利品だ!それを売れば良い!」

「ユリさんが、使い切れない程、稼いでくれたよ」

「むう!ならば!名声だ!我々には、名声が足りないのだ!うん!我は良い事言った!」

アイは胸を張る。

「名声も足りてるぞ。サボタンが、痺れクラゲ乱獲で1位だっただろ?あれで十分だ。それに、僕達は勇者なんだぞ?町を歩くだけで、人だかりが出来て困ってるだろうが!」

「アレックスのアホ!」

アイは怒ってそっぽを向いてしまった。

「アホはアイちゃんですよ?」

「な!何だと!?」

「ワガママばかり言ってると、ビッグコウモリの丸焼きを食べさせます!3日は、口の中に残る程、不味いって噂です!うふふ。」

「ユリ!我が悪かった!」

「そうだぞ!アイ!アホはお前だ」

「アレックスさん?お仕置きは、この程度じゃ済みませんよ?うふふ。うふふ。」


マジかよ!?ビッグコウモリの丸焼きを食べる罰よりも重いだと!?あー、死亡フラグが立った気がする。ピンキーが幸せそうに、ミーシャさんから「あーん」されてるのを見て、僕は溜め息を着く。


アレックス 勇者レベル62

アイ 勇者レベル62

ピンキー ナイトレベル62

ユリ アサシン レベル63

京子 忍者 レベル62

サボタン レベル89


ユリさんに、レベル65なったら、忍者に転職しては?と言ったら、京子が「それはあんまりで御座る!!」と泣いて頼むから、却下となった。

※アサシンは上級職の為、レベル75までしか上がらない。

エクストラ職の勇者、ナイト、忍者はレベル99まで。

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