149話 誰だこいつ?
「お待たせ!」
「遅いぞ!ピンキー!一体今までの何処でサボってたんだ!?僕は怒っているぞ!もう散々だった!」
「一体何があったの!?」
僕はピンキーに説明した。
カジノで誰が一番稼げるか勝負した事。
僕は16万枚稼いだ事。
サボタンは8万枚出したが、全部飲まれた事。
アイは飲まれ、追加で300万円使い込んだ事。
「うっは!それはキツイね。でも、普通にコイン買えば1600万円だから、まぁ、ね。」
そして、これが一番重要だ!
ユリさんが、ポーカーで2106億枚のコインを稼いだ事。
「マジ!?」
「夢だと思いたい。」
「え!?でも、いいんじゃない?借金じゃないし。」
「カジノ乗っ取り、会社買収する所だったんだぞ!?もう少しで、勇者強制剥奪される所だったわ!」
「うっひゃ!?それは魔王討伐所じゃないね。」
「たくよ!ピンキーが居てくれれば、監視役出来たのに!!ん?ピンキーの横に居るの誰?」
知らない女が横に居た。まさか!ピンキー!お前!デートとかしてたら許さんぞ!?
「おい!ピンキー!もし遅れたのが、デートしてましただったら、ただじゃおかないぞ?」
「えーと、こちらは僕の奥さんのミーシャさんだ。」
「え!?ちょ、おま、あの?ええええ!!??」
彼女を越えて、嫁連れて来てるじゃねーか!何故だ!?この展開は予想外である!!
「結婚式上げてたから、遅れたんだよ。」
「そうかそうか。なら、仕方無いなぁ!ってなるかー!」
「もしかして、忘れてない?」
「何が、だ?」
「アレックスに負けた罰で、ミーシャさんに僕と結婚しろって言った事を!!まさか!怒るよ!!」
「ん!?んんんんー!!ああ!!!!そうそう思い出した。ははは。そうだったな。ピンキー!結婚おめでとう!」
「うん!ありがとう!
って、誤魔化せると思っているのかい?」
珍しくピンキーが怒っている!これはヤバい!普段怒らないヤツを怒らせ、酷い目に合うパターンだ!
「ピンキー!ちょっと来い!」
肩を組み、ピンキーに小声で話す。
「カジノで、エッチな水着を交換しておいた。ひそひそ」
「な、なんだってー!ひそひそ」
「お前の分の装備品も揃えた。これでOK?ひそひそ」
「了解だよ!ひそひそ」
「もう怒ってない?ひそひそ」
「分かった。許すよ。ひそひそ」
ピンキーは嫁の元に戻る。
「ピンキーの装備品を揃えた。結婚祝いだからな!知ってたさ!だから、用意するのに時間を擁したなだよ!はっはっは!奇跡の鎧とミラクルソードだ!」
「ありがとう!アレックス!流石友だよ!あはは!」
「何か不自然ですわ!でも、祝いは嬉しく思いましてよ。カジノの景品を購入されるとは、なかなかオシャレな友人ですわね。」
何とか誤魔化せた。多分。
その夜、エッチな水着をピンキーに渡して、使用したのは言うまでも無い。ミーシャに殴られ、それでも頼み込む!怒りながらも、試着してくれたミーシャに感激で1回戦目突入だ!ピンキーが逞しくなっているなぁ。6回戦はやり過ぎだと思うぞ。
僕はスタミナドリンク一発を握り締めた。




