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ファンタジー クエスト  作者: ハロ
9章 希望を胸に
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147話 結果オーライ?

「アレックスさん!コインをくれませんか?」

「マジ!?」

「ええ!」

ニッコリ微笑むユリさんを、もう止める事は出来ない。僕は先程稼いだ16万枚を渡した。


「うふふ!ありがとう!」

「・・・。」

まだ店長から引っ張っるつもりだ。店長は顔をひきつり、唇を噛み締める!イカサマはバレるので使えない。正当な勝負をしなくてはならないのだ。

が、まだベットしてくるだと!?もうそれに見合うモノが無い。残っていないのだ!!


「お客様!もう賭けられるモノがありません!」

「あるでしょ?」

「ひぃい!?ま、まさか!?」

口元を釣り上げ、顎でしゃくる!店長は、唇をプルプルと震わせて泣き出す。


「そ、それだけは勘弁して下さい!!お願いします!」

まだ価値の有るモノを有しているのか。でも、それを断る程の大切なモノ等何なんだろう?疑問に思った。


「か、会社だけは乗っ取らないで下さい!!お願いします!何でもします!!どうか!!どうか!お情けを!」

「レイズしましたよね?ならば、勝負は続行ですよ?」

「代々250年の歴史ある、ユニバーサルアリッゼ株式会社の株を手放せと言うのですか!!」

「降りるなら、今ですよ?

カジノ程度で済みますから。」

「あんまりだぁ!!」

うっは!これはかなり不味い事になる。ユリさんを何とか止めないと!カジノだけでなく、会社を乗っ取るつもりだ。もう勇者の行いを越え、魔王の所業だな。これは。


「ユリさん。それ以上やってはいけません。」

「何故ですか?私とアレックスさんの結婚後の蓄えに必要な事です。止めないで下さい。」

「魔王を討伐したら、かなりの報償金が出る。

それで十分。金に飲まれる生活は御免だ。」

「これくらい1年で無くなりますよ!!」

どんな生活を望むんだ!?成金じゃないんだし、贅沢する必要等無い。食べて、少しの娯楽を楽しめるだけあれば、それでいい。


お金持ちの末路は決まっている。

まずやる事が無くなるまで、贅沢する。そして、飽きると筋トレしだす。筋肉改装には、限界がある。だから、次に手に取るのは、筆だ。絵を書き、自己満足の世界へと誘う。


「自慢の油絵を送られてくる気持ちが、どんなに苦痛か!お前達に分かるか!!」

「よく分かりません。

分かるように説明してくれますか?」

「これ以上勝負すれば、勇者職業を強制剥奪される。」

「!!??」

「勇者でいられなくなる。それはとても困る事だ。アイも勇者じゃなくなるよ。」

「私が・・・・私が、悪いの、ですか?」

「いいや。悪いのは、店長だ!」

「え!!??私ですか!!??」

「だから、魔王討伐後、

再度勝負してもらう!いいね!」

「え?あ!その、えーと。」

「おいおい!カッコ悪いぞ!!」「命拾いしたんだ!しっかり受けろ!」「バーゲ!バーゲ!」

「「バーゲ!バーゲ!バーゲ!」」

「しゃんだやらあ!!!!!!」

「「ワー!!!!!!!」」


店長とは、魔王討伐後、再勝負となった。

コイン2106億870万21枚をカジノに預ける事となる。武器、防具を交換して残った枚数だ。

ミラクルソード4本

奇跡の鎧4つ

不思議な袋4つ


こっそりエッチな水着を3つ交換しておいた。

これは内緒にしている。ユリさんにバレたらお仕置きされるからな!サボタンに口に人差し指を立てて、シーと言ったら、コクコクと頷いてくれた。口止めは完了だ!にしし。

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