表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ファンタジー クエスト  作者: ハロ
8章 行く末
131/195

129話 死ぬ事見つけたり。

オーバーロード・ブラッディ・バデックキングで無くて良かったと半蔵門は思った。


1000年に1度現れる。その時の被害は、人類の人口7割が減った。超厄災に分類され、魔王が赤子同然とも言われている程、強い。適正レベルは90で、フルレイドでも厳しいと記述書には記載があった。


だが、その影武者のオーク・オーバーロード。今回現れたのは、こいつだ。


「行くで御座る!」

無明斬で、後方から初手を得る!

ガキーン!ギギギギギギ!!!鍔迫り合いで、力負けする。少しずつ後退されられた。

「ハンデハコノクライデイイカ?」

「もう少し遊んでくれると助かるで御座るよ!」

半蔵門は刀を横に向け、力の向きを変える。巧みな刀捌きで、オーク・オーバーロードの刃先を滑らせた。

「隙有りで御座る!迅撃!!」


縦斬り、横斬り、斜め斬りの連続攻撃!1秒以内に繰り出される3連撃は、虚しくも空を斬る。


「クハハハ!マヌケメ!」

シールドアタック!!半蔵門に炸裂した!かのように見えた。

ブオン!!

「蔚蝉の術!!」

「ウマクサケタナ。ツギハソウハイカナイゾ。」

困った。これを見切られたら終わりである。残すは、変わり身の術くらいか。


「行くで御座るよ!」

ガキーン!ガキーン!

盾でガードされる。しかし、攻撃は最大の防御。手を出さなければ、一瞬で終わる。それだけ相手が強いのだ。クナイを投げ、距離を取る。キンキンキン!!と弾かれたが、それは仕方無い事。次は手裏剣を投げる!


「ギャオオオオオオオオ!!!!!!!」

オーク・オーバーロードは咆哮を発する!!空間が切り裂かれ、木々は裂けた!半蔵門の方へ咆哮が向かう!不味い!これはカスッただけでも死ぬだろう。


「変わり身の術!!」

予め仕込んでおいたモノと、自分の位置を入れ替える。バフッ!!その直後、ゴオオオオオオ!!!!という咆哮が過ぎ去った。変わり身されたモノは、一瞬で藻屑とかす。


「ククク。ソレモミタゾ。」

もう切り札が無くなった。次は避けれないだろう。だが、何もしないでは終われない。


「足元をよく見るで御座る!」

「ハッタリカ?」

クナイの刺さった配置は、陣を作っていた!例え、オーク・オーバーロードが強くても、3秒は拘束可能なのだ。光に包まれ、身動きが取れなくなる!


「今で御座る!!」

半蔵門は高速移動で、オーク・オーバーロードの背後を取る!筋肉強化、器用さアップ、不意打ち、騙し打ち、3倍撃と持てる全ての強化をした!

「闇に滅せよ!生者不滅!!!」

2秒で36回の乱れ斬りが炸裂する!!

「グアアアア!!!!!」


オーク・オーバーロードは仰け反る!

「はあ!はあ!はあ!やったで御座る、か?」

背中の鎧が砕けた程度だった。これはもう逃げるしか手立ては残ってはいない。逃げ切れ無いのが分かっていても。


「オイ、ニゲナイノカ?」

「逃げ切れないで御座るよ。」

「ククク。アキラメノヨイヤツダナ。」

「好きにするで御座る。」

「ホホウ。オマエノヨウナ、テダレトヤレテマンゾクダ。ホウビニナニカヒトツキキテヤロウ。」

「優しいで御座るな。

では、拙者の弟子達を見逃して欲しいで御座るよ。」

「アア、アイツラカ。ソンナコトデヨイノカ?」

「頼むで御座る。」

「デハキクガ、デシハオマエヨリツヨクナルカ?」

「勿論で御座る!拙者が保証するで御座るよ!」

「ククク。タノシミガフエタナ。イイダロウ。」


半蔵門は目を閉じた。

「ブシノナサケトヤラカ?クルシマズニコロシテヤロウ。」

ズブリ!!心臓を突き刺した!

「がは!!」

ズルリと腕を抜く。心臓が手にはあった。オーク・オーバーロードは心臓を抜き取ったのだ!半蔵門の目には力が消え去っている。バタリと倒れ血が溢れ出す。

死に行く間際、半蔵門は思った。【お茶漬け】が食べとう御座ったと。


「@※@¢§&£#%$¥♀℃♂£◆○@♂」

何かの呪文を唱える。ドス黒い煙の様な影が、半蔵門の空いた穴に入って行く。

「コイツテイドヲ、タオセナイヨウデハ、

ハナシニナラナイカラナ。」

オーク・オーバーロードは半蔵門をアンデットに変えたのだ!アンデット半蔵門に生まれ変わり、その場に立ち尽くす。


「デシタチヨ。マッテイルゾ。」

オーク・オーバーロードは何処かへ行ってしまったのだ。





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ