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ファンタジー クエスト  作者: ハロ
2章 経験
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冒険者ギルドに行こう。12話

朝目が覚めたら、森の草むらだった。

装備品や持ち物は、一通りあったので、ほっと息を撫で下ろす。


ここには、エルフの里があったハズなんだよな。狐に化かされた話を思い出していた。


すると、人影が。エルフの少女リズがいる。

「おじさん!猪の肉ありがとねー!バイバーイ!」


そうか、エルフの里は秘密の場所だったね。僕は、木々の隙間から射し込む、太陽の光を浴びて、手を翳す。

また行きたいなぁと、思い足を進めた。


昼過ぎに、ボンクレーの町にたどり着く。

確かここにも、冒険者ギルドあったよな。とりあえず登録だけしとくか。けど、腹減った。


キョロキョロ辺りを見渡すと、屋台を発見する。肉の焼けたいい匂いがして食欲をそそる。メニューだが、そんなモンは存在しない。読み書き出来るのは、貴族くらいだ。僕はと言うと、育ての親アランが亡くなって、お金の計算をしなくてはいけなくなった。足す、引くと簡単な読み書きは出来る、と言った所だ。

職業確定前であったら、商人や学者が選べたかもしれない。が、今更そんな事言ってもね。


肉の匂いを嗅いだら、やっぱり肉食いたいでしょ!

「オヤジ!串焼き3本!」

「あいよ。500円だよ。」

このまま買うのも、ダメでは無い。しかし、お金は大事です。少しでも安く買うのが、主夫ってモンですよ!ニート生活が長かったからね。

「オヤジ!300円に負けてよ?」

「それなら他当たりな!」

「この町に来たの初めてなんだよ!いいだろ?」

僕の顔をジーッと見つめる。

「見ない顔だな!仕方ない!今回だけだぞ?」

「ありがとう!贔屓にするよ!」

心の中で、ガッツポーズをする。

「ほいよ!」

オヤジは心の中で、微笑む。普段は3本200円だってね。


何の肉か不明だが、そんな事気にしていたら、食べる物が無くなってしまう。えいやとかぶり付く。肉が香ばしく、硬い。顎が鍛えられるとは、この食材侮れない!食べながら鍛えられる一石二鳥いや、腹が膨れるから一石三鳥だな。





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