125話 レベルアップ。
ピンキーが飛竜のターゲットを取っている間、本体のモンスターを倒してしまおう。サボタンにも遠距離攻撃で、サポートして貰い釘付けにする。
本体は、アイに盾役を任せた。
ユリさやがアタッカーで削り、僕も遠距離で攻める。
「てやあ!!」
石をドンドン投げる!特技の石を投げるは、かなり有効な攻撃手段となっていた。まず壊れない、そして必中で必ず当たる。レベル依存でダメージアップと、本当に使える特技になった。現在の僕のレベルは40。先程の乱獲で25から、一気に40まで上がったのだ。NMはレベル適正除外される為、経験値上限が無い。2万近く貰えると思うから、いくつまで上がるか楽しみだ!
「はあ!たあ!」
キンキン!ガキーン!
本体の持つ槍を吹き飛ばした!アイやるなぁ。そして、ユリさんが背後に回る!不意討ちからの、必殺技!
「昇龍蓮華繚乱!」
下から剣が上に昇る!
ズバズバババババババババ!!!!!!!!
「ぐぎゃあああ!!!!!!!」
真っ二つになる!凄まじい威力だ!オークの残骸はとても気持ち悪いので、見るのは止めておこう。それよりも、飛竜だ!
『アレックスはレベルが上がった!×10』
うは!手抜き過ぎやしませんかね?誰にとは言いませんが、ね?
「てやぁ!!は!!」
飛竜は空を舞う。それを追うから、とても大変だ!しかも、ブレスを吐くので手に終えない。が、それもこれまでだ。本体を倒したのだ。全員で倒してしまおう!
「ピンキー!待たせたな!」
「へへ!僕は役に立ったかな?」
「ああ!これなら、ナイトに転職出来そうだな!」
ピンキーは満足げに笑った。まだ倒してないから、気を抜くなよ?
飛竜の翼に、石を投げまくる!サボタンも針を飛ばした!
「ギィイイイイイ!!!!!」
翼はボロポロになり、飛ぶのも出来ないようになる。これで、苦戦していた空中戦ともお去らばだ!
「よっしゃ!落ちるぞ!」
ドッシーン!飛竜が地面に叩き付けられた!何とか立ち上がり、地上戦に持ち越される。
飛竜の大きさは約1メートル。サイズが小さいから、空中では当てにくかった。主にサボタンが。他のメンバーも厄介だったハズ。飛べない飛竜は、ただのトカゲとかす。
「だりゃあ!」
ズババーン!
「えいえい!」
バシュ!
「おりゃあ!」
スパン!
「キュピ!」
ズババババ!!!
「あっはっは!」
シャキーン!
「拙者、攻撃出来んで御座る!」
タコ殴りに近い。一人参加出来なかった様で、拗ねている気がする。まぁ、気にしたら負けだ。トドメはアイが取った。
素材の剥ぎ取りは、ユリさんに任せる事にして、僕達で倒したモンスターを集める。101体のモンスターを積み上げると、異様な光景となった。上に乗れば、絵本に出てくる勇者だな。そうそう、そんな感じで剣を掲げてだな、て、おい!お前かよ!アイ!
「あっはっは!一度我もああしたかったんだ!」
「せ、拙者もやりたいで御座る!」
「もう片付いてるから、無理だな。」
「何で御座るとぉ!!!」「しまったで御座る!!!」
ダブル御座る頂きました。そして、お返しします。だって、必要ありませんので。半蔵門さんは、昔やっただろ!一応ツッコミ入れておく。
「やったね!
経験値いっぱい手に入って、レベル上がったよ!」
「いくつになった?ピンキー。」
「モンクレベル33だよ。」
「よし!じゃあ、ナイトなれるな!」
「アレックスはいくつになった?」
「うむ。60かな。」
「は!?えーと、6上がった?」
「いや、遊び人レベル60になった。うん。」
「うひゃ!?何かズルくない?」
「でも、弱いぞ?木に激突して、今はHP5だが?」
「何かごめん。」
「いいって。気にすんな。」
「アレックス殿は、勇者では御座らんのか?」
「ん?勇者に転職出来るぞ?レベル15だし。」
「拙者もレベル25になったで御座る!」
「何の勝負してんだ?はぁ。もういい。」
「拙者はレベル上がらんで御座る!!」
「それは当たり前だ!!レベル70以上で、適正レベル35のモンスターから経験値貰えるか!!」
二人して、地面をいじり出す。こいつらもう何処かに仕舞ってくれませんかね?
「おーい!アレックス!!」
「ん?何だ?アイ!」
「人がいるぞ!どうする?」
嫌な予感がした。こんな所に人がいるハズもない。これは、まさか・・・奴隷にされてるんでは?




