121話 一騎討ち。
ああ、何故こうなったんだろう?
風が吹き抜け、辺りの砂を撒き散らす。周りには、野次馬が所狭しと僕を囲んでいる。いや、僕達の間違いか。
「用意は良いで御座るか!?」
「なぁ、決闘する意味あんのか?」
「笑止!アレックス!お主は漢では無いのか!?」
「男ですけど、もやしですよ。」
「ならば!戦わぬなど、不可避!!では、参る!!」
シュン!と消えた!背後に回ったのだろう。剣を抜き、背中に回し受け止めた。
ガッキーン!!
「!?」
「もう止めよう。」
初見殺しの技、無明斬。これ見た事あるから、受けられたけど殺す勢いだなぁ。僕以外だったら、死んでたよ?
「何と!やるでは御座らんか!!」
「ふふふ。僕にはロックオンがあるからね。」
キン!キン!キン!
無明斬を何度となく弾く。
ああ、至福の時だ。巨乳が揺れる!揺れて!揺れまくる!ボヨン!ボヨン!と左右交互に揺れ惑う!この光景を魔道具に納めたい!魔石の力で、映像を残す事が出来るからだ!
「くううう!!」
シャツもはだけ、時折巨乳が生身を覗かせる!尖った先がシャツに擦れ、形を成す!ジャンプすると、上下に巨乳が撓み、僕の目を釘付けにした!
キンキン!キン!
「流石で御座る!アレックス殿!」
鍔迫り合いで、京子を押し払う!両手は頭上高く払い上げられた!その隙を突いて、手を伸ばす!!
突起物を掴んだ。親指と人差し指で。
グニュ。
「ふにゃあああああああ!!!!!!!」
京子は叫び声を上げて、その場にへたり込む!
「そこまでで御座る!!!」
半蔵門が制する。そして、僕は後ろに気配を感じた!
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ!!!!!!
凄まじいオーラが発せられる!半蔵門は、横に避けた。
「今日は、寝かさない、ぞ?」
ユリさんだ!羽交い締めされ、身動きが取れない!首根っこを掴まれ、そのまま引きずられて行った。
「ぎゃああああ!!!はうう!!!!」
アレックスの叫び声は、朝方まで続いたみたいだ。
次の日、ユリさんの顔はテッカテカだった。そして、アレックスを見ると、ゲッソリと痩せこけている。一体何があったのだ!?
「ユリ、アレックスに何かしたのか?」
「いいえ、何も?」
鼻息混じりに、朝御飯の用意をする。今日は、やけに機嫌が良いなぁ。そう思うアイであった。




