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ファンタジー クエスト  作者: ハロ
8章 行く末
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116話 和気あいあい?

「こちらがチョコレート、続いてクリーム、更にホイップ、そしてキャラメルとなっておりまーす!パフパフドンドン!!」

ウエイトレスは、ソースの説明をして鼻の下を人差し指で擦る。にしても、4種類もあるのか。


「あの、このみたらし団子にかかっている黄色のは無いんですか?」

ズガーン!

雷を撃たれた様な表情を浮かべて、何故か両手は手刀になっている。構えるな!構えるなって!!


「私とした事がぁ!流石常連!!

今直ぐに持って来ます!」

あ、と言う声も出す間も無く消えていった。

「又々お待たせしました!!」

ドドン!

デカイ壺が机に置かれる。このタレが中に入っているのだろう。

「では、商品は全部届いたでしょうか?」

「ちょっと待った!!」

珍しくピンキーが発言する。

「お姉さんの笑顔が届いてません!あ、それとお茶お代わりお願いします。」

ちょ!何ぶっ壊れてるの?キャラ替わり過ぎだろ!

「えへ。これで宜しいですか?」

「うん!!!」

「では、後程お代わりお持ち致します。」


ウエイトレスは、厨房へ帰って行った。

「ピンキー!お前大丈夫か?」

「え?普通に決まってるだろ?

アレックスの方が変だよ。」

「ピンキー君はいつもこんな感じですよ?」

「はむはむ。モグモグ!ゴックン。」

まぁ、いいか。気になるが、それよりも目の前にある物体処理からだ!


みたらし団子にかぶり付く!

モグモグ。素朴な味わいで、餅の食感がとても良い。噛むと、蜜が餅と混ざり見事なハーモニーだ。


「これは旨いなぁ!」

思わす声に出してしまった。それくらい美味しいからだ。

「ありがとうございます。お茶のお代わりをお持ちしました!」

このウエイトレス、気配絶てるのかよ!?忍者並みじゃねーか。ここは伊賀か甲賀か!?足の動き、動線を見るとそう思えてならない。隠れ忍者なのかもなぁ。


「みたらし団子お代わり!!」

「ぶーーー!!!!」

思わず珈琲を吹き出す!!いつもの如く、ピンキーは珈琲まみれだ。

「アレックス!汚いだろ!!みたらし団子にかかるじゃないか!」

ツッコミは入れんぞ!ツッコんだら負けな気がする。


「みたらし団子追加ですね?」

「ちょっと待ったぁ!!」

「はい?」

「注文は取り消しだ!そして、珈琲お代わり!」

「了解しました!珈琲お代わり入りまーす!」

本日何度目のちょっと待ったぁ!!か、もう分からない。


「アレックス!我の邪魔をするな!」

「こんなデカイみたらし団子、もう食ったのかよ!?」

「ん?3分あれば余裕だ!」

「ぐ!じゃあ、僕のを分けてやるから!」

みたらし団子の下の団子を串から外す。そして、アイの皿に乗せた。


ワナワナと表情を変え、目を潤ませる。

「アレックス!愛しているぞ!!」

ガバッと抱き付く!ああ!いい匂いで、耳をペロペロしたい!と、凄まじい殺気が漏れ出すのに気が付く!そっと、横を見ると、ユリさんが笑っていた。こ、殺される!


「ユ、ユリさんもお団子のお代わり要ります?」

「いえいえ、結構ですよ?」

こえぇ!超怖いよ!助けて!サボタン!


サボタンは、僕から目線を反らした。こ、こいつ!空気読めるな!





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