114話 お団子を食べよう。
11日に激励を受け、テンション高めで書いてます。13日~17日更新分。鉄は熱いうちに打てですね。
ピンキーとアイが帰って来た。
ギルド長に吹き飛ばされた事を語る。どうやらあの技は、【蹴り飛ばしるーら】らしい。対象を蹴り飛ばす事で、どこか不明な場所へ転移させるようだ。とても傍迷惑な技だよ!これは!
「なんつー技、習得してんだよ。ギルド長は!」
「ははは。違いない。」
「我も習得したいぞ!アレックス!」
いや、僕に言われても無理だぞ!そして、出来たとしても、こんな迷惑極まりない技の習得なぞ、認めんがな!
「でも、皆一緒で無事で良かったです!」
ユリさんは僕に抱き付く!ああ!!堪らん!このいい匂い!どうにかしてくれないと、間違いを起こしそうだ!
「君達が庭に落ちて来た時は、ビックリしたよ!
あはははは。」
サウザンドさんが軽快に笑う。助けてくれたお礼を言わなくてはな。
「助かりました。ありがとうございます。」
「いやいや、何の!あんなに庭が崩壊したのは、初めてだったがな!!」
「え!?庭は大丈夫なんですか??」
「ああ、ピンキー君とアイちゃんで直してくれたよ。」
あの二人で直せたのか?チラリとサボタンを見る。
「キュピ!キュピキュピ!!」
ドンと胸を叩く。どうやら、サボタンが監修をしたようだ。モンスターにテイムされてどーすんだ?
「お世話になりました!」
「おう!また来いよ!」
サウザンドさんにお礼を言い、僕達は都へ向かう。お金を渡そうとしたが、サウザンドさんに断られた。勇者が家に泊まった。それだけで、嬉しかったみたいだ。逆に食料や、消耗品まで分けて貰う始末。僕はうっすらと涙を浮かべる。
「それにしても、釣り人多いね。」
「釣り人の都と言われるだけあるな。」
「アレックスさんも、釣りします?」
「いやいや、僕達はレベル上げが優勢ですから!」
「お腹空いた。」
「アイ!お前さっき食ってただろ!?」
指をくわえ、モノ欲しそうにしている。こいつ食いしん坊キャラだったか!?
「分かったから!後で何処かに入ろう!」
「では、ビールだな!!」
バシッ!
「アホか!真っ昼間から、酒飲むか!!!」
「じ、ジョークだ!ほんの些細な事で、叩くな!」
「キュピ!キュピ!」
「サボタンが運動した後のビールじゃなきゃダメだってさ。て、何教えてるんだ!」
グリグリ!
こめかみをグリグリとプレスしてやる!人力の万力だぁ!
「痛い!痛い!痛いぞアレックス!!」
これくらいで許してやろう。僕は大人だからな!
「情報収集がてら、あの飲食店に入るぞ!」
「ううう!アレックスのアホゥ!」
頭を抱えて、涙目になる。自業自得というヤツだ。
「すいませーん。やってますか?」
「はい!どうぞ!席にお掛け下さい!」
「ここ、何屋さん何ですか?」
「ここは団子屋です。みたらし団子がオススメですよ。」
「じゃあ、それを5本と飲み物は、と。」
「我はビールで!ぐぎゃあ!!」
太股をつねる。
「すいません。ビールは置いて無いんです。」
「いえい、お気になさらず。」
「お茶と、紅茶と、珈琲がご用意出来ますが、
如何致しますか?」
「珈琲で!」「紅茶!」「お茶!」「お茶。」「キュピ!」
「えーと、キュピは置いてません。」
「あー、お茶3つと、紅茶1つ、珈琲1つでお願いします。」
「復唱しますね。みたらし団子5本、お茶3つ、紅茶1つ、珈琲1つですね?」
「はい。」
「では、暫くお待ち下さい。」
久しぶりの珈琲が飲める!楽しみだ。




