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ファンタジー クエスト  作者: ハロ
8章 行く末
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113話 水の都 アクアロード。

「う、うーん。こ、ここは?」

目が覚めると、ベッドの中に居た。辺りを見渡すと、ユリさんが目を擦る。

「んんん。アレックスさん大丈夫ですか?」

ベッドに両肘を着いて寝ていたようで、顔に跡がある。


「僕は大丈夫。ユリさんは?」

「私も大丈夫です。」

「で、ここはどこなの?」

「ここは、サウザンドさんのお家です。」

その時、バタンと扉の開く音がした。


「お?目覚めたのか!少年!」

「貴方がサウザンド、さん、ですか?」

「そうとも!私がサウザンドだ!」

「ベッドを貸して頂いてありがとうございます。」

「いえいえ、ご丁寧にどうも。」

「僕達は、砂漠の町から吹き飛ばされ、ここに来たようです。」

「何と!?砂漠の町から!?大変でしたね。」

「意識無かったので、良く覚えてませんが。で、ここはどこの地方ですか?」

「ここは水の都、アクアロードだ!ようこそ!勇者御一様!歓迎するよ!」


水の都、アクアロード。

豊かな水の宝庫、砂漠の町とは大違いだ。これまで、水を節約してきたが、ここでは使い放題だ!地味に嬉しい。

町の至る所に、水路があるので、何処でも釣りが楽しめる。釣り人には夢の国で、あちらこちらにそれらしき人達を見かける。

ここは、釣り人の都、とも言われても過言では無い。


「そういやピンキーとアイは?」

「二人は、買い物に出掛けました。」

「皆居るのか。サボタンは?」

「ええ、居ますよ!安心して下さい。」

「良かった。」

僕は安堵する。全員一緒で良かった!探す事になったら、もうそれこそ魔王討伐等していられないからな。


窓の景色を眺め、今日はとても穏やかな日だと思った。天気も良いし、観光に行きたいなぁ。ユリさんをチラリと見る。ニッコリと微笑んでくれた。うわぁ、可愛い!!あの性格がなければなぁ、本当に。

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