111話 ものけの空。
「では、これより出陣する!!」
「「おおおおおお!!!!!!!!!」」
冒険者1927名が一斉に、城を目指す!
走る者、馬に乗る者、人に背負われる者。え!?この人達、大丈夫なのか?
それぞれが目的地を目指す!
中堅レベルの冒険者は、城の外で待機となる。戦闘では足手まといになるので、城内から逃げて来たモンスターを討伐する事になっていた。僕達も勿論、待機組だ。
「待っているのはつまらんな。」
「我はお腹が空いたぞ!アレックス!」
「お弁当にしましょう!」
「ヤバイのが出てきたら、どうしよう?」
「キュピ!キュピキュピ!!」
ピンキー任せろ!俺が守ってやる!と言ってる気がする。サボタンに守られてどーすんだよ。
高レベルの冒険者達が集まり、一斉に城内へ突入して行く!だが、変だ。入り口には、誰も居ない。兵士はおろか、モンスターすら居ないのだ。普通なら、迎え撃ってきてもおかしくは無い。
15分が過ぎる。
「ギルド長!」
「何だ!居たのか!」
「それがその。」
「ハッキリせい!居たのか居ないのか!どっち何だ!?」
「何も居ません!城内は空っぽです!」
「何だとぉお!!!!!!!」
本日二度目の何だとぉを聞く事になる。ああ、クラーク大臣元気にしてるかな?




