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ファンタジー クエスト  作者: ハロ
7章 問題
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108話 陰険。

「半蔵門!一体今まで何をしていた!!??覇王丸が!覇王丸が死んだんだぞ!!!お前が、お前が居てくれれば!!死なずに済んだのに!」

「すまんで御座る。」

ドカン!

ヘラクスは、半蔵門を殴った!後ろにズズズと後退するが、踏み留まる。

「気が済んだで御座るか?」

ドカン!ドカン!ズドン!

半蔵門は吹き飛んだ!地面に仰向けになって、それでも起き上がる。

「もう良いで御座るか?」

ヘラクスは再び殴りかかる!

「もう止めろよ!」


アレックスの叫び声が響く!ヘラクスの拳が、半蔵門の顔の前で止まった。

「茶番はおしまいにしろよ。半蔵門さん!」

「バレたで御座るか。」

「ヘラクスさん!半蔵門さんはわざと殴られていたんですよ。」

「な、何だと!?」

「覇王丸さんが亡くなって、悲しいのはヘラクスさんだけじゃないんです!!」

半蔵門は上を向いた。自分が居なかったせいで、覇王丸を死なせてしまった。その報いを、ヘラクスの拳で紛らわそうとしていたのだ。


「ううう。亡くなった覇王丸さんが、こんなの見たら何て言うか!」

「すまなかった。半蔵門。そして、ありがとうな。アレックス。」

涙を拭い、僕は二人を見た。


「半蔵門さん、単独で調べていたんですよね?」

「うむ!」

「何か分かりましたか?」

「では、それを話そう。で御座る。」

この人も、キャラ作りしてたんかい!


僕達と別れた後、城に忍び込んでいた。そして、王様の部屋を見つけたのだが、警備が厳しくて侵入出来ずにいた。そんな時、暴動が起こりその隙に入る事が出来たのだ。王様は弱りきっていた。とりあえず特薬草を煎じて飲ませ、万能薬も服用させる。


「後は、王様を連れて逃げて来たで御座るよ。」

「で、王様は何処に?」

「ここで御座る!」

マントをひっくり返すと、王様が現れた!!

顔がボコボコになっている!一体何が起こったのだ!?


「す、すまんで御座るよ!ささ、この薬草を!」

とりあえず王様の傷は治った。さっき殴られた勢いで、地面に転倒したのが原因だ。


「王様!もう病は大丈夫なのですか?」

「ああ、万能薬で治ったよ。助け出してくれて、すまんかった。礼を言うぞ。でも、さっきのケガは一生忘れん!!」

うわぁ、陰険だな!この王様!


「王様!これからどうします?」

「うむ!冒険者ギルドへ向かうとする!」

「「は!」」


こうして、冒険者ギルドでこれからどうするのかを決める事になった。



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