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ファンタジー クエスト  作者: ハロ
7章 問題
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104話 理不尽。

「ふざけんな!そんなの言い訳にもならんだろうが!!対人戦だったんだぞ!モンスターが優勝ってあり得ねえぞ!糞が!」

「モンスターもテイマーが使えば、認められますよ。」

「そのモンスターも人とは戦ってねぇだろが!ああいえばこう言う!本当の事言えよ!金払いたくないだけだろうが!?」

「正当な理由があれぱ返金する用意はあります。」

「だがら、さっきから説明してるだろうが!?こいつ話になんねぇ!皆!やっちまおうぜ!?」

一発即発の状態?なのか。いつ斬りかかってもおかしくない。はぁ、金返して終わり!でとはいかないのが、大人の事情なのだろう。闘技場の修理、人件費、その他もろもろ経費を掛け金に当ててたのだろうな。


「そんな事をすればお尋ね者になりますよ?さっさと、家に帰ってオナっていなさい。あ!帰る家も持ち合わせていない貧乏な方なのですね。分かります分かります。」

「はあん!!??殺されたいのか!?てめぇ!?」

「暴力だけで解決なさるとは、冒険者とは野蛮ですね。」

「いい残す事はそれだけか?」

男は剣を抜く。仲間達も止めるが、収まり処が無い。


「ふふふ。人間とは本当に野蛮です。出でよ!ガーゴイルブラック!」

突然、空間が渦を作る!そこから現れたのは、ガーゴイルブラックだった!適当レベル70のモンスターを操れるのは、それ以上のレベルが必要となる。


「な!?召喚獣だと!?」

テイマーと違い、召喚はモンスターを必要としない。魔力さえあれば何時でも呼び出せるのだ。自分のレベルより下のモンスターしか召喚出来ないが、それでも強力なのは確かである。


「何て事だ!王国側は、魔族だったなんて!!」

「どういう事だ!?」

「召喚士は、魔族しかなれない職業だからだ!!」

そう召喚士は、魔族しかなれない職業である。魔族には、その他にも大魔神、四天王等の職業も存在するのだ。だが、人間に化ける魔族等、聞いた事が無い。何故なら姿を変えられる魔法や道具が存在しないからだ。


冒険者達は、一斉に剣を抜く。

が、全身の力が抜けていった!そして、その場にカランカラーンと落とす。

「ふはははは!!馬鹿め!何の対策もしないと思っていたか?!」

魔法使いが魔法を唱える!!

「無駄だ!無駄無駄!!ふはははは!!」

魔法は虚しくも、不発に終わる!

「何故、魔法が発動せん!?」

「結界だよ。馬鹿な人間でも、それくらい知っているよな?」

「く!結界の技術を魔族が扱える訳無いだろう!!」

「今扱えてるよな?」

「クソ!メラミン!!ベギローン!!」

無情にも、魔法は不発となる。魔法使いのおじいさんは、悔しそうに歯ぎしりをした。


「そうそう、いい忘れていたが、この部屋は魔物だ!もう直ぐ魔物のお腹の中で、溶かされ逃げ惑うがいい!!では、去らば!!」

シュン!消え去り、ガーゴイルブラックのみが残された。

「おい!?扉が開かねぇぞ!!」

「それなら、扉ごと破壊しろ!」


扉に攻撃しようとした瞬間、ガーゴイルブラックが阻止する!男は蹴り上げられ、天井にぶつかって落ちた。ガーゴイルブラックを倒さなくては、ここからは出られない!武器も使えないこの状況で、唯一の望みは空手家とモンクだ!

「ここは任せろ!!」

空手家らしき人と、モンクのような人が前に出る!

あ、思い出した!ヘラクスさんだ!脳筋で有名な人なんだよな。


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