102話 今後を話合おう。
「とりあえず情報収集だな。」
「待て、アレックス!城攻めじゃないのか!?」
「よっしゃあ!今から悪代官をバッタ、バッタと討ち取ってくれよう!」
「アレックス!城攻めなんて、僕には出来ないよ!」
「おやつは持って行っていいんですか?お弁当作らなくちゃ!うふふ。」
「キュピ!!」
いや、城何て落とさないし。
「ちょっと落ち着け!城攻めはやらない!」
「何故だ!?どうしてだ!?」
「アレックス!腑抜けたのぅ!お主はそれでも漢か!?」
「あれれ?行かないの?」
「お弁当、しゅん。」
「キュピキュピ!!」
ここはしっかり説明しておこう。
「まず証拠が無い。そして、真実の手鏡も手に入っていないだろ?」
「疑うは切る!これが侍道だ!」
そんな侍道ねぇよ。人間はお互いに疑う事から始まる生き物なのにな。切っても斬り足り無いぞ。
「覇王丸さん。それだと人間が残滅します。滅びますよ。」
「そうかそうか!がっはっは!」
「では、我はアレックスを斬ろう!」
「いや待て!何故そうなる!?」
「あっはっは!冗談だ!」
「がっはっは!」「あっはっは!」
どこが面白いのだ?アホは友を呼ぶ。多分そんな所だろう。アランの苦労が目に浮かぶ。
「闘技場の大会優勝したのに、どうなるんでしょうか?」
「城に行く口実は、それで良さげだね。」
「ならば、ワシも行こうではないか!がっはっは!」
「ならば、我も行こうではないか!あっはっは!」
こいつらを止めて下さい!
「真実の手鏡だけでも、欲しいよね。」
「思った時が吉日!では行くぞ!アレックス!」
僕は首の襟を掴まれ、凄まじい勢いで引きずられた!
「ぎゃああああああああああああ!!!!!!」
背中が削れる!削れる!城に着いた頃には、僕は傷だらけで、血を流して泣いていた。男泣きってヤツだわ。




