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ファンタジー クエスト  作者: ハロ
7章 問題
103/195

101話 懐かしい再会。

「アレックス!知り合いなのか!?」

「ああ、勇者メンバーの覇王丸さんだ!」

「まぁ!」

18年前、魔王を討伐した伝説のパーティーの一人、覇王丸。

「元、だ!久しゅうな!アレックス!」

「お元気しておりました!」

「がっはっは!そう言うように言ったのを忘れておったわ!」

「うわぁ!覇王丸さん!サインして下さい!」

ピンキーは色紙を取り出した。こいつミーハー何だな。全然知らなかった。


「よかろう!これでよいか?」

【覇王丸、ここに見参!ピンキーへ】

「やったーー!!いゃっほー!!」

「アレックスも欲しいか?」

「いえいえ、間に合ってます。」


この世界では、紙はとても貴重だ。どれくらいかと言うと、1枚千円だ。え?っと思うが、それくらい手間と、費用と時間がかかるのだ。本1冊10万円も普通になる。


「ここじゃ何だから、飲みに行くか!」

「我もそう思っていた所だ!」

「お前はいつでも飲みたいだけだろ!」

「お前言うな!我は勇者アイである!」

「もうそのくだり良いって。」

「勇者の妻ユリです!」

何かぶっこんで来ているが、気にしたら負けだ。


――――――――


「がっはっは!そうか!こいつは!」

事情を説明する。これまでの旅や、経緯等、覇王丸に話した。サボタンの頭を撫でる。とても嬉しそうだ。

「大活躍だったで御座る!サボタン殿!」

いつの間にか、服部半蔵門が座っている。

忍びだから出来る芸当なのか?口当てをしていて、ビールをグビグビ飲む。どうやって飲めるんだ?


「お久しぶりです。半蔵門さん。」

「大きくなったで御座るな!アレックス殿!」

「相変わらずですね。」

「うお!忍者!本物だ!」

「妻のユリです!」

「何と!もう妻をお持ちとは!拙者も負けてはおれん!」

「がっはっは!半蔵門も嫁は貰っておるだろう!」

「そうで御座った!言うのが遅いで御座るよ!」

相変わらずだなぁ、5年前と何も変わらないこの人達は。


「そういえばヘラクスさんは?」

「おお、あいつは用事があって来れない。うちの頭脳だからな!がっはっは!」

「脳筋なのに大変で御座るな!」

「残念です。」


この砂漠の危機を、元勇者メンバーに打ち明ける。

「むう、そんな事があるのか!」

「拙者達も協力いたそう!」

「ありがとうございましす。でも、この騒ぎで真実の手鏡が手に入りませんでした。」

「では、違う手を考えねぱなるまい。」

「拙者に任せてはくれませぬか?」

「アレックス、良いか?」

「あ、はい。今はどうする事も出来ませんから。こちらこそ、お願いします。」

半蔵門は、ニッコリ微笑んだ!気がする。この人顔色隠れて分かんない。

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