100話 闘技場半壊2。
ジャイアントモーラン vs サボタン
ファイト!!
サボタンが巨大化する!
ズンズンズンズン!!!ジャイアントモーランに匹敵する大きさとなった!
「うお!サボタン凄ぇ!」
ジャイアントモーランの突進からの、角で突き上げ!
しゃがみこんでかわし、サボタンは、下段蹴り上げをする!ドガっと命中し、ジャイアントモーランは宙を舞う。右→左とパンチを当て、裏拳をぶつけたら、サマーソルトキック!!
裏拳の硬直をキャンセルした高度な技が炸裂!!
ドッカーン!闘技場の壁に激突する!
追い討ちで、針10本!!ズバババ!!!壁に縫い付けた形となり、ジャイアントモーランは動けない!
保護バリアは最早機能しておらず、闘技場は半壊状態だ。サボタンは更に追い討ちをする為に、かかと落としにかかる!かかとがあるかは不明だ!ツルツルのまんまるな足だからな!
ズッドーーン!!かなりのダメージを与えたのか、ジャイアントモーランは逃げる体勢だ!地面を掘り、凄い砂ぼこりが舞う。
サボタンは巨大化の効果が切れ、元の大きさに戻った。
「大丈夫か!?」
アイはサボタンを抱き抱える。水袋を取り出し、飲ませるとサボタンは元気を取り戻した。
ジャイアントモーラン vs サボタン
ドロー!!
ジャイアントモーランは、地中深くへ逃げた。出現していたモンスターはもう居ない。とりあえず危機は去ったと思われる。
「やはり厄災級のモンスターだけあったな。サボタンのお陰で助かったけど。」
「キュピ!」
どうやらサボタンは、照れているようだ。
「結界を張り直さないと、不味いなぁ。」
「今後は地面にも、結界が必要ですね。」
「我とサボタンで、いつでも退治してやるぞ!あっはっは!」
地面の亀裂は、魔法使い達で修復する事になった。
シスターや、神官総出で、結界が張り直された。勿論、地面にも施されたようだ。
ふと、見ると覇王丸がいた。こちらに気付いて、近寄ってくる!
「おお!先程は助かったぞ!このサボテンクンの使い魔はお前達か?」
「うむ!我は勇者アイである!」
「がっはっは!そうかそうか!勇者か!懐かしいのぅ!」
「ご無沙汰しております。」
僕は頭を下げる。
「ん!?おお!アランの忘れ形見のアレックスではないか!久しゅうのぅ!」
小さい頃、一度会った事がある。
僕は、懐かしい気持ちになった。




