夏休み 新神様登場
今日は少しノリにのって書いたので誤字が多いかもしれません。
都の中は所々でお祈りをする人や布教活動など、多くの人がいるが静かな町といった感じだな。元々この国には色々な信仰を持った人がお互いを尊重しあい出来た連合のようなものらしく、あちこちでお祈りしている人が全て同じ神を信仰しているわけでは無いらしい。なので全知全能の神というのも信ぴょう性に欠けるらしく、信仰する人も少ないらしい。
「神様って信仰する人に何か与えたりするんですか」
(かなり神をあなどるような言い方になってしまったが気にしたら負けだ)
「そうですね、例えば酒の神を信仰する人は飲んだお酒が普通の人よりも美味しく感じられたり、他にも商人の神様などが人間界におりて商売を数十年に一度なされたりするのに招待されたりするそうです」
この世界では信仰を得るために神は必死になっているわけか、神さえも平等な世界なんだな。
「アスク様も毒と賢さに関する恩恵や祝福を神になる前から考えていた方がよろしいかもしれませんね」
「なぜシスターはそんなに神様の事について詳しいんですか」
「私達が信仰する神は順番待ちですがお話しや質問に答えてもらえたりするんです、しかも聞ける質問はピンからキリですが人によっては凄い質問にも答えて下さいます」
「シスターは神様の事について聞いたんですか」
「いえ、もっと質問するにはどうしたらいいかを聞きました」
「・・・神相手にその質問を本気で出来るシスターは胆が据わりすぎです」
「アスク様と同じ事を神は私に仰られました、やはり神や素質のあるものには共通する何かがおありなのでしょうか」
神はもしかして社会的に人間よりも大変なんじゃないだろうか、と神に少し同情を抱きながらも都の大道理を進んでいくと教会ばかりが立ち並ぶようになり、その正面に一番大きな教会、というよりも大きな宮殿のような神聖そうな建物についた。
「ここが私たちの信仰する神が偶に訪れる場所です、扉を入って左側に行くとアスク様をお待ちの方がいらっしゃられます」
そういわれどうやらシスター達ともここで別れ、左の通路を進んでいくと、大きな扉があり、そこに入るといつぞやの教会で出会ったおばあちゃんシスターだった。
「シスターお久しぶりです、お元気そうで何よりです、シスターが僕をよんだんですか」
「そーよ、わたしゃがおぬしに少しようがあってねえ、担当直入で聞きたいんだがあんた神になりたいかい?」
「暇さえあればなろうと考えています」
「そうかい、それなら久しぶりに神格を得る人間が出ることになるねぇ、そういう事なら早いにこしたことは無いわね」
おばあちゃんシスターは煙に包まれ、剣で煙を薙ぎ払おうとするも何か不思議に壁に拒まれ煙が消えるとそこには先ほどいた古くぼろくなった修道服をきたおばあちゃんシスターの影は無く、赤と黒の豪華な服を着たおばさんと言ったら殺されそうなそんな年ぐらいの女性が椅子に座っていた。
「返信の途中で煙を薙ぎ払う人なんて私生まれて初めて会ったわ、こういうのは待たないといけないの、アスク君もそこんとこ理解しようね」
「あのおばさ・・・」
俺の首元に鎌がいつの間にか添えてあった
「お姉さんは誰ですか」
「それじゃあ考えてみよう、今までにアスク君が名前だけは聞いたことある名前だと思うな~」
神さまは一体誰でしょう