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独学の毒薬で異世界無双  作者: ほふるんるん
主人公幼少期編
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自分の成長を家族に見せよう



俺は2歳になった。そうは言ってもただご飯を食べて寝て出しての繰り返しだ。


この1年は少し起きられる時間が増えたからやることを増やせることだろう。


まず言葉だ、毎日ご飯を連呼していたら、だんだんと滑舌が滑らかになってきた気がする。


試しに今日はご飯以外の言葉を行ってみよう。


「まんまごはん」(おっしゃあああご飯以外の初言葉だ)


それを聞くと、カトレアは驚いてこちらを振り向いた。


(どうだ、初めてのママ発言にビビったか)


そんなことを思っていると、カトレアはシンリーにクレウスを呼びに行かせ、それから数十秒ほどたつと、扉を紙のように破り中に入ってきたクレウスと、その後ろから小走りでついて来たシンリー。


「アスクー俺のこともパパって呼んでいいんだぞ~」


「ぱーぱ」


そういうと、クレウスは口角をつり上げニタリと笑い、体から黄金のオーラを噴出して家を飛び出しその日帰ってこなかった。


それからこれはカトレアが俺に語りかけるように教えてくれた後日談だが、南の森で恐怖ともいえる形相で片腕に大剣、もう片腕には大魔法を形成し、森の魔物を切り伏せ、空の悪魔とも言われるワイバーンの群れを高笑いをしながら魔法で焼き殺す黄金の鎧を纏った化け物を、付近の冒険者たちはアレが噂のZ級の魔物だといったらしい。


「まんまごはん」


「そうそうママでちゅよ~、鑑定は使えるようだけどやっぱりまだ赤ちゃんよね~」


と、女神のような笑顔を向けてくる。この人は優しい人なんだろう、父もだ。彼らの期待には出来る限り答えるのが、俺の知識の奥深くにある朱子学に基づいた考えであり、そうしようと思えた。


次の日、這い這いをするために体を鍛えなければとならないと思い、座るという行為に挑戦をしてみる。


「ふー・・・ふー・・・うぐぐぐ・・・だああーーーーー・・・えいぃ」


よーしよし、ハイハイも・・・いってみるか。


「うぃーい・・・うぃーい・・・」


俺の体は、こう使うのか。未だに神経の多くが繋がっていないような気がする。ここは知識に貯蔵されているリハビリマニュアルに従って動いてみるか。以前も人間だったのに何で動かし方を覚えていないのやら。俺はそんな人間だったのか?


「ア・・・アスク様がも・・・、もう一人でお座りに・・・カ、カトレア様ー」


シンリーとカトレアから言われていた使用人が、部屋から出て行った。一々報告しに行くほどのものかねぇ・・・。

ワイバーンのステータスは中盤あたりに出していこうと思っています。

また、この国のことや、この世界、この土地のことは次のお話しになります。

次回もお楽しみに!←ハードルあげてどうするよwww


(九月一七日に内容の変更、増量をしています)

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